DEAR BOYS ACT II(15)
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第31回講談社漫画賞<少年部門>受賞作! 目指す場所は、インターハイ。春の新生チーム、始動! ――神奈川県立瑞穂高校男子バスケ部に、春の新入生勧誘シーズンがやってきた。主将のタクは、ハードな練習にもついていける経験者に、ぜひとも入部してほしいと考える。その一方で哀川たちは、未経験ながらも「見えない努力」を重ねられる、とある新入生に心を惹かれるのだが……。 -
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哀川たち瑞穂高校バスケ部メンバーは、よきライバルの本牧東に呼び出され、「謎の色黒集団」とストバス勝負をすることに。その謎の少年たちは、小さなストバスコートを、パワーと技術と、「バスケを楽しむ」喜びで満たしていく……。勝負にとびきりの充実感を得た哀川たちは、湘南カップ決勝戦に赴(おもむ)くのだが、その場に用意されていたのは、驚くべき「再会」だった……! -
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「オレたちは、学校の名を売るための道具なんだ」――。スポーツ校の“王者”、天童寺高校。華やかに見えるその世界では、生徒の一人ひとりが、常にがけっぷちに立ち、生きている。そんな彼らの物語――。バスケ部3年の鎌倉は、ケガからの復帰に焦り、失踪(しっそう)。心配した友人たちは、下積み時代の「想い」をヒントに居場所をつきとめるのだが……。一方、瑞穂バスケ部では、新入生を交えた練習も本格化。それぞれのシーズンが、始まっていく! -
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インターハイ神奈川県予選の組み合わせ表が、県内のチームに一斉発表される。瑞穂のライバルである、本牧東、横浜学園、湘南大相模のバスケ部員たちも、それぞれの「夏への思い」を闘志に変えて、始動。そして明暗を分ける、実戦の時……! 「瑞穂女子部、決勝進出」という吉報とともに、シードの男バスは藤ヶ浦(ふじがうら)と対戦。「1-1-3ゾーンDF」の戦法をとるのだが……!? -
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瑞穂男子バスケ部、神奈川県予選の決勝リーグへ! ――初戦、藤ヶ浦戦を危なげなく突破した瑞穂は、決勝リーグ第1試合・本牧東と「宿命の再戦」をすることに。本牧東は「DF強化」の戦法を成功させ、瑞穂の天才・哀川ですらボールを奪われてしまうほどの実力を身に付けていた! コートは極度の緊張状態に支配され、その盛り上がりに感応したメンバーたちは、さらに闘志を燃やしていくのだが……!? -
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名門vs. 努力型。異なるプレイが、熱くさせる! ――インターハイ男子バスケット神奈川県予選、決勝リーグ。本牧東(ほんもくひがし)との第1試合に快勝した瑞穂(みずほ)チームは、続く第2試合「湘南大相模vs. 横浜学園(=横学)」を見守ることに。下馬評では「ビッグセンターを持たず、不利」と言われていた横学だが、むしろ弱点を補強した正確なシュート力やDF(ディフェンス)力を培(つちか)っていた! 勝負に焦った湘南の布施(ふせ)は、「本当の3P(スリーポイント)を見せてやる」と宣言して……!? -
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インターハイ男子バスケット神奈川県予選、決勝リーグ2日目。瑞穂チームと対戦するのは、横浜学園を破った名門・湘南。瑞穂(みずほ)は、緊張のためにダウンした土橋(どばし)に代えて、1年生の紅林(くればやし)を初の実戦起用。対する湘南も、ロングシュート力のある3年生・轟(とどろき)を送り込む! 3Pの応酬は、どちらに勝利をもたらすのか……!? -
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残りタイムは、あと6分。目標は、「インターハイ予選を全勝突破すること」! ――インターハイ男子バスケット神奈川県予選、決勝リーグ2戦目、ともに1勝同士の瑞穂vs. 湘南大相模。試合は後半戦に入り、湘南はDFをマンツーに変更。瑞穂の高階(たかしな)はスタミナ切れに喘(あえ)ぎ、土橋(どばし)を再びコートに戻す展開に。しかし復調しきれない弱みをファール狙いのマトにされ、劣勢の瑞穂は“センター2枚が潰れた”状態に……!? -
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残す試合はあとひとつ。横浜学園戦に、すべての力を燃やし尽くす! ――瑞穂(みずほ)高校男子バスケ部は、インターハイ神奈川県予選の決勝リーグ最終試合を控え、それぞれが弱点を克服するための練習をスタートさせた。だがその時静かに、キャプテン藤原の左ヒザにある“古傷”は痛み出していた……。試合開催まで、あと1週間。出るべきか、退くべきか――。試合に懸ける「熱き想い」が、“キャプテンの決断”を逡巡(しゅんじゅん)させる!! -
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インターハイ神奈川県予選決勝リーグ戦、全国進出決定の湘南大相模に続くべく、残る一枠を賭け、瑞穂と横浜学園の全力の対決が始まった! 右膝の故障が再発した藤原は欠場、その穴を埋めるべく哀川・三浦のツーガードで臨む瑞穂だが、得意のローペースで試合を運ぶ横浜学園に展開を支配されてしまう。1年榎本と一時交替した三浦は冷静さを取り戻し、やがて……。劣勢挽回は瑞穂十八番のファーストブレイクしかない、どうなる! -
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瑞穂2勝1敗の2位でついに全国進出決定! 故障中だった藤原も練習に復帰した。去年までと違う仲間で全国に向かう哀川の胸に去来する想いは? 一方、部活に対する考えの違いによる1年生同士の対立がいよいよ明確に。対立のキーパーソンは水前寺と榎本、そんな2人を話し合わせようと画策した近藤だったが、練習後に偶然顔を見せた近藤の兄も巻き込んで、空気はさらに不穏なものに! -
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インターハイ全国大会に向け、夏合宿に入った瑞穂。2日目にはOBの五十嵐・近藤、そしてなんと高階の暗躍により決勝リーグで敗退した本牧東と横浜学園までもが、練習相手として合宿に姿を見せる! 実戦さながらのゲーム形式で練習を重ねていく中、1年5人対2・3年という組み合わせの5対5が始まる。不和を抱えたままの1年5人でどういうプレイを見せる? 彼らが瑞穂にもたらすものは? 1年達自身の対立の行方は!? -
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練習相手に本牧東と横浜学園を迎え、インターハイ全国大会に向けた瑞穂の夏合宿は白熱していく! 1年オンリーチーム対レギュラー組による試合形式の練習を通じて、ひたすら対立するのみだった1年生がつかんだものは? 決勝リーグで敗退して以来忘我の日々を漂泊していた本牧東と横浜学園の気持ちの向かうところは? そんな合宿の最後の夜、哀川のもとへ1本の電話が入る。新潟の実家からであった……。 -
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「母親が倒れた」故郷新潟に戻った哀川。だが天童寺バスケ部の監督でもある厳格な父親は哀川に敷居をまたぐことを許さず、けじめをつけるべく訪れた天童寺バスケ部では、全力を尽くして戦うことでしかなにをも証明できないとハッキリと認識させられる。神奈川に戻った哀川を待っていたのは瑞穂メンバーの笑顔と“死のブロック”と呼ばれるインターハイの対戦表。それぞれの決意を胸に、インターハイ全国大会が幕を開ける! -
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インターハイ開幕! 哀川には、天童寺を離れ無名の瑞穂というチームで出場したことからも注目が集まる。緊張する間もないほど慌ただしく1回戦スタート、相手は2m超のセンター二階堂航を擁する九工大福岡!! 開始早々のダンク合戦、互いに譲らぬ気迫の試合を見せるものの、クォーター制初の公式戦のため、両者とも今ひとつ流れに乗りきれない……。そして第3クォーター、瑞穂は温存していたあの男を投入した! -
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瑞穂はインターハイ2回戦へ駒を進めた。相手は、かつてストバス対決をしたあの嘉手納西、公式のコートで戦う日がついにやってきた。瑞穂はマンツーマンDFで嘉手納西を迎え撃つ! 嘉手納西のエース見城哲太には哀川がマッチアップし、開始早々のエース対決に場内はわきあがる。だがやがて、瑞穂は嘉手納西のシュートに翻弄され始める……。「ヤツらのシュートにはなにか秘密がある」瑞穂に突破口はあるのか? -
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インターハイ2回戦、瑞穂(みずほ)vs. 嘉手納(かでな)西。瑞穂はド派手なパワー・プレイを連発するも、嘉手納西にリードとペースを奪われたまま、前半戦を終了させる。そして瑞穂のキャプテン・藤原は、嘉手納西の3P(ポイント)潰しに対して「あえて3Pで突破するべき」と主張。氷室(ひむろ)は「後半開始5分以内に3Pを決められなければ作戦を変える」と宣言し、三浦にとってまさに“存在意義”を懸けた第3クォーターが始まっていく……!! -
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2回戦瑞穂対嘉手納西。ディレイドOFでリードを奪った瑞穂に対し「あきらめない哲太くん」の鼓舞でどんな状況でもポジティブさを失わない嘉手納西。両チームのバスケへの純粋な情熱がぶつかる激戦末…瑞穂は3回戦へ、神奈川1位の湘南大相模と再戦となる。前夜のミーティングで、三浦の口から切り出された衝撃の事実! さらにライバル布施との再戦を過剰に意識する高階は一人、夜の公演にシュート練習に…するとそこには!? -
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インターハイ3回戦、瑞穂対湘南大相模。前夜、真夜中の公園で偶然出会った高階と布施。そこで高階は布施に衝撃の宣言、それは……? そして瑞穂が雪辱に燃える3回戦がスタート、それぞれのメンバーが県大会のリベンジを誓いコートに立つ。石井・土橋のツインタワーも滑り出し好調……なのだが、昨夜の宣言と裏腹に高階は安定しないプレイが味方をも困惑させる。狙いか? 作戦か? 気負いすぎか? そしてついには……!! -
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インターハイ3回戦瑞穂対湘南大相模。第1クォーター中盤、布施との真っ向勝負にこだわる高階にアクシデント発生! 1年紅林と交替して一旦はベンチにさがるが、コートに戻るやメンバーとの間に確執が生じても暴走をやめない高階! 空回りのまま突入したハーフタイムで、高階がポツポツと語り出したのは中学時代からの布施との因縁だった。すべてを聞き終えた時、3年メンバー達の口から出てきた言葉は?
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