capeta(8)

すべての涙は、これから始まる“ミラクル”のための舞台装置なのだ! カペタ、魂の走りを魅せよ。全日本ICAクラス、榛名。予選ヒートは無念のリタイア、決勝ヒートは最下位出場。頼みの雨も降らぬまま中盤を迎えたレースだが……、ここからカペタの「伝説」が始まっていく! 第29回講談社漫画賞受賞。魂の作家・曽田正人が描き出す、超本格レーシングロマン、第8巻!

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  • capeta(1)

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    幼い時に母を亡くした平勝平太(通称・カペタ)は、仕事が忙しい父に対して、気丈にふるまうものの、友人の安藤伸(通称・ノブ)や鈴木茂波(通称・モナミ)と遊びながら、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえば、かっこいいクルマ…。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”が、カペタの運命を大きく変え、彼を未来の“戦場”へと導いていく!! 熱闘レーシングロマン、堂々の幕開け!!
  • capeta(2)

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    父、そして友人のノブとモナミの協力で、カート場の廃材置き場に捨てられていた、古びたフレームとタイヤを基にして作ったカペタの“愛車”がついに完成した!! 生まれて初めて足を踏み入れたコースで、わくわくしながらシェイクダウンするカペタだったが、はからずも不調…。 しかしカペタは、めげることなく、この“愛車”を乗りこなそうと全力を尽くす。そして、徐々に彼の才能"が開花し始める…!!"
  • capeta(3)

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    “チーム勝平太”の戦いが、今、幕を開ける!  カート場で出会った“オートハウスレーシング”の指導者であり、東日本ジュニアカート王者・源 奈臣の母である奈々子のすすめで、カペタは公式カートレースへの参戦を決意する。レース直前、初めてカート用エンジンで走ったカペタは、その“はやいカート”に苦戦することになる……。
  • capeta(4)

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    少年の戦いの場は、いよいよ決勝レースへ!  カペタは“愛車”と向き合い、いっしょに考えることで、徐々に自分の走りをつかんでいく。公式練習で、去年の奈臣の記録を破り、タイムレコードを樹立したカペタは、タイムトライアル本番に挑む。そして、スピードだけでは勝てない決勝レースを、カペタはどう突き抜けていくのか……。
  • capeta(5)

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    少年の驚愕の猛追撃が始まった!  レースレコードを樹立しながら、予選では自らのミスで3位に終わる。決勝では慣れないスタートに失敗し、カペタは下位に沈んでしまう。しかし、カペタはひたすらに自分の走りにこだわり、トップグループに追いつく。最後の標的は、強豪オートハウスレーシングの2台。“キモチよく走る”ため、カペタはトップを獲れるのか? 幼少編、ついに完結!
  • capeta(6)

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    Jカデットクラス決勝ヒート、カペタはオートハウスレーシングの2人、オサムとタケシを猛追! ファイナルラップで遂に2人をとらえ、優勝! 歓喜の中、改めてレースに人生を賭ける事を誓う!! そして、日々なる鍛錬を続け、14歳になったカペタの新たなる挑戦がここに始まる…!!
  • capeta(7)

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    予選ヒート20周を前に、カペタの常軌を逸した努力も限界に。「環境を作るのもドライバーの仕事や!」というライバル・ナオミのエールに対し、自らの走りの力だけで応えたい。カペタは過酷極まる戦いにおもむくが……!? 超本格レーシングロマン、緊迫の第7巻!
  • capeta(8)

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    すべての涙は、これから始まる“ミラクル”のための舞台装置なのだ! カペタ、魂の走りを魅せよ。全日本ICAクラス、榛名。予選ヒートは無念のリタイア、決勝ヒートは最下位出場。頼みの雨も降らぬまま中盤を迎えたレースだが……、ここからカペタの「伝説」が始まっていく! 第29回講談社漫画賞受賞。魂の作家・曽田正人が描き出す、超本格レーシングロマン、第8巻!
  • capeta(9)

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    全日本ICAクラス、榛名の激戦で、観た者全ての心を震わせたカペタ。あまりに過酷な戦いゆえ、カペタは、入院を余儀なくされる。が、『TEAMカペタ』は、次なるステップをめざし、動きはじめる。ノブが、モナミが、そしてカペタ自身が! それが棘(いばら)の道なれど、『TEAMカペタ』は、決して怯(ひる)まない。レーシングドライバー平勝平太の“新たなる伝説”の幕開け!
  • capeta(10)

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    それはフォーミュラカー・レースという新世界への大飛躍となるか。あるいはここでレース人生に終止符がうたれてしまうのか。ノブたちの尽力でフォーミュラステラレーシングスクール受講が可能となったカペタ。競うのは、志波(しば)リョウらほぼ同年代の兵(つわもの)たち。スカラシップ・シート獲得を夢見て、ヤングタイガーたちは、この3日間にすべてを賭ける!!
  • capeta(11)

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    未来は自分で切り開け! 魂の作家・曽田正人が描く、超本格レーシングロマン!! ――その少年がまだ手にしていないのは、資金力だけなのかもしれない。スカラシップを賭けた一戦で、審査員の心を動かしたのはカペタの「資質」、そのものだった。固い絆で結ばれたパートナーは勝利への戦略を紡ぎ出し、閉ざされかけた扉を今再びこじ開ける。富士スピードウェイへの挑戦は続く!
  • capeta(12)

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    絶対に負けられない一戦――。メーカーのサポートのもと、万全の体制での出場が可能になった全日本カート最終戦。ライバル・志波(しば)と年間タイトルを争うカペタは、大胆な作戦に打って出るのだが……!? 魂の作家・曽田正人が描く、超本格レーシングロマン、第12巻。
  • capeta(13)

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    初挑戦初勝利(デビューウィン)、それは絶対命令。――強烈なプレッシャーをはねのけ、なお研ぎ澄まされるナオミの五感は、今はっきりと凱歌がこだまするのを聴いた! そして16歳となったカペタも、ついにデビュー戦に挑む。彼もまた、自らを伝説と化すために……。超本格レーシングロマン、第13巻。
  • capeta(14)

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    16歳になったカペタは、F・ステラにスポット参戦することが決定。熾烈(しれつ)なタイムアタック合戦のなか、カペタは「誰よりも速く走る」ことへの想いを今まで以上に強くする。その究極の果て、フォーミュラ・ワンさえ意識し始めるほどに……。そう、ここは伝説を刻む世界屈指のグランプリサーキット、鈴鹿なのだ! 永遠のライバル・ナオミの電撃帰国を受けて、ここに運命の戦端は開かれていく……!
  • capeta(15)

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    残るは4周。勝者は神のみぞ知る! ――鈴鹿サーキットでのF・ステラ第6戦、運命の決勝。カペタとナオミは、ついに直接対決のときを迎えていた! しかし、マシンと一体化して完璧に走る二人の前にも、驚異の運命が待ち受けていて……。魂の作家・曽田正人が描き出す、超本格レーシングロマン、第15巻。
  • capeta(16)

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    どんなにワガママこねよーと、“速さ”に人(スタッフ)はついてくンだ。乗り子なら“速さ”ですべてをねじふせろ! ――カペタの新しい戦場は、「F1へ続く道」の登竜門、“F3”!? 16歳のカペタは、Fステ3連勝のお祝いとして、ランキング1・2位の猛者とともにF3セレクションを「体験ドライブ」することに。しかしカペタはランカーたちと本気で闘い始め、サーフェイスは驚異に沸き立っていく……!
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    開幕前のテストで順調に開発を進めるステラエンジン陣営に不穏な一報、伝わる。“敵陣営にとてつもないパワー・ユニットが誕生したらしい”。おろしたてでステラより丸1秒速いというそのライバルエンジンの存在が、カペタのF(フォーミュラ)3デビューイヤーに思わぬ影をおとすのか!? 番外編も収録! カペタの父・茂雄のプライベートが明かされる!?
  • capeta(18)

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    20XX年、全日本F3選手権開幕戦。ここから1年がはじまる――!!!! レースとは不思議。倒すべきライバルは、1シーズンにわたってともに“興行”を創りあげる同胞でもある。しかし、だからこそ周囲(かれら)に表明しなければならない。「自分はどんなドライバーであるのか」を――。スタート直後、敵がかけてきたプレッシャーは“ド新人”に向けた驕(おご)りをはらんでいた。対するカペタの意思表明は、たったひとつ……。「なめるな! 俺はここで退くドライバーではない!」
  • capeta(19)

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    「F3デビューイヤー、上々の滑り出しじゃないか」「まだ16歳、この舞台にいるだけでも素晴らしいことさ」と人は言う……ひとこといいかな? そんな風に思わない僕だから今ここにいるんだよ! 勝利への渇望……? スピードの欲求……? いやもっとザラついた感情さ。“違和感”。それに尽きるんだ。このザラついた気持ちが無くなっていくとき、全てに納得してしまったとき、人はきっとコンマ1ずつ遅くなっていく!!
  • capeta(20)

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    勝平太(かっぺいた・通称カペタ)の全日本F3参戦は、ライバル・AYK陣営の新型エンジンの威力の前に苦戦。打開のための僅かな希望は、「タイヤ」。AYKの本拠地、鈴鹿サーキットでのテスト走行で、新タイヤの投入を決めさせたカペタとAYKのルーキー・金田(かねだ)には、友情が芽生え始める。レース前にライバル・源(みなもと)のユーロF3参戦のニュースを聞き、熱く燃えるカペタの走りは!?

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!

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