シバタリアン
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】中学3年生の春。桜の下に埋まっている柴田を見つけた。一緒に映画を鑑賞し、柴田と友情を深めていく。そんな中、文化祭の展示作品として映画を撮ることになったのだが…。柴田を知る人は、校内に誰もいなかった…。 誰も知らないシバタを知って、世界の全てがシバタとなる――。
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スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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中学3年の春、佐藤 一(さとう はじめ)がは桜の木の下に埋められている柴田 元(しばた はじめ)を見つけたことで物語ははじまります。
柴田の家で連日一緒に映画鑑賞し仲を深めていくふたり。
そんな中、文化祭の展示品としてクラス委員長の渡 美知花(わたり みちか)と3人で映画を撮ることに。
しかし上映するための視聴覚室はサッカー部によって奪われ使用許可が下りなかったのです。
絶望する佐藤は「次の映画は大量に増えた柴田が復讐のために学校の奴らをぶっ殺す話だ!!」と息巻きますが…。
最初は不条理系のショートストーリーかな?と思って読み始めました。
しかし、まさかの連載作品。
せっかく面白いのにいいところで終わってしまった!!と思うことは多いですが「え、続くの!?」と思うことは中々ありません。
しかも読み進める内にえも言えぬ恐怖が増していくのです!
度肝を抜かれました。
物語の途中からどうも柴田という存在が「何かおかしい」と気づくことでしょう。
誰も柴田を知らないのです。
佐藤以外に見えていない存在…つまりは存在しないのでは!?と思うようになります。
ですが映画 上映ができなくなった事件後、佐藤の前から姿を消した柴田が5年ぶりに姿を現します。
今度は他の人にも見える存在となって…。
最初のうすら寒い概念的な恐怖から、柴田の増殖という物理的恐怖へのスイッチは見事です。
同じ顔がたくさんいるというのは、思っている以上に恐怖を感じます。
ページいっぱいにいる柴田の特徴のないうつろな顏!!
そこかしこにシバタシバタシバタシバタシバタ…!!!
柴田の妙なコミカルさがよりシュールで本能的な怖さを感じさせます。
柴田とは一体何なのか!?
どうすれば柴田から逃げ切れるのか!?
そもそも柴田を殺すことはできるのか!?
読み終わったらあなたも柴田になっているかもしれません。
ご注意ください。
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