おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 1巻
沖田誠48歳。世間の常識・偏見で凝り固まった彼には“最近の若者”が理解できない。上司にお茶を注がない女性、メンズブラ愛用の部下、そして可愛いものが好きな息子…。そんなある日、ゲイの青年・大地と出会う。初めてのセクシュアリティに思わず拒絶してしまうが、次第に彼の魅力に気付き、友だちになることに。そして知る、「その人の趣味や指向を他人が干渉するのはナンセンスだ」と。そう正に、おっさんの履くパンツがなんだっていいように! ──人としての成長を誓うおっさんは、無事“自分の中の常識”をアップデートできるのか!?各所で話題を呼ぶホームコメディ、第1巻!!
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ドラマ化
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」
2024年1月6日~ 東海テレビ・フジテレビ
出演:原田泰造、中島颯太、城桧吏
スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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サラリーマンの沖田誠は御年48歳のおっさん。
このおっさんにとって、職場での女性のお茶出しや金曜の飲み会は当たり前のコミュニケーションですし、
家庭では、自分が一家の大黒柱なんだからもっと丁寧に扱われるべきだと思っています。
この作品は、そんな頑固でデリカシーがないおっさんがゲイの好青年・大地くんとの出会いを通じて、長年かけて凝り固まったガチガチの固定観念をアップデートしていく物語です!
私はこの作品の中で、「性別ってのはパンツみたいだな」というおっさんのセリフがお気に入りです。
「下着なんて個人の自由で好きなものを穿けばいい。
何を穿いても誰の迷惑にもならないし、
そんなプライベートなことは他人に公表しなくていいはずだ。
性別も本来そうあっていいんじゃないだろうか。」
本当にその通りだと思います。
そして、それと同時に「私自身は周りの人の趣味嗜好に対して偏見をもっていないだろうか」「無意識に自分の常識にあてはめて誰かを傷つけてはいないだろうか」と考えさせられました。
多様性が声高に叫ばれる現代だからこそ、人とかかわる中で、その人にとっての価値観に 触れ、考えを知っていくことで少しずつ認め合っていかなくてはいけません。
不器用ながらも懸命に他者を理解しようと励むおっさんの姿を、私たちも見習うべきなのでしょう。
あなたも作品を手に取って、おっさんと一緒に自分の価値観をアップデートしてみませんか?
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