ぼくが知らなかった妹の貌 ~はじけて消えたふたりの幸せ~

最終話 一緒に食べたかったカレー

完結
肥満。極度の近眼。体臭。猫背。女子からも男子からも嫌われ、暗黒時代を生きていたぼくに訪れた奇跡。
「羽月と言います。お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」
父親の再婚により突然できた妹は、キモデブなぼくを見ても表情をゆがめなかった。それどころか好意的な態度で接してくれた。生まれて初めて知ったしあわせの意味を噛み締めていたころ、さらなる奇跡が!なんと妹はぼくでオ○ニーをしていたのだ!
「お兄ちゃんの汗の匂い強烈なんだもん…」そんなことを言いながら……
これを機にぼくたちの関係が大きく変わる。兄と妹から男と女へ。交わる汗と体液。コスれ合う粘膜。ぼくはありもしない永遠を夢見てしまう。

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