推しが上司になりまして

第20話-3

舞台俳優・桐生斗真の突然の引退! 舞台観劇が生きがいで斗真が最推しのOL・中条瞳は悲しみに暮れていた。そんな中、推しが自分の「上司」として会社にやってきて…!?
実は斗真は瞳の勤める会社の御曹司だったのだ。アプローチしてくる女子社員たちに愛想よく振る舞う斗真。瞳も声をかけられるが、推しが目の前にいることにパニックで斗真にそっけない態度を取る。御曹司の自分に媚びない瞳の姿に興味を持つ斗真。
斗真は、英才教育を受けてきたものの初めての実務はなかなか慣れない。負けず嫌いな性格のため何事も一人で解決しようとするが、斗真が困っていることを見抜いた瞳は、プライドを傷つけないようにさりげなく斗真をフォローする。それに応えるように、斗真も上司として・人間として頼れる存在となっていき、二人は信頼関係を築き、惹かれあっていく。
推しとオタクという壁を乗り越え、芽生えた恋は成就するのか!?

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