籠女―そして私は穢される―

第3話 幸せに…なりたい(3)

「かごめかごめ…」子供の頃、この童謡で友達と遊んでいたら、母にものすごい剣幕で怒られた。あれから12年……私はある夜、目を覚ますと籠に入れられた状態で大勢のオヤジ達の前に晒されていた。
若い男が私を“籠女(かごめ)”と紹介し、オヤジ達が次々と「ずいぶん愛らしい籠女だな」「本当に好きにしていいのですかな?」と怪しく笑ったかと思うと、次の瞬間、複数のオヤジに侵され私は処女を奪われた―…。兄への想いを胸に抱きながら、私は籠女という性玩具として生きる運命に堕ちていく―……

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