巻
かりそめ婚約者ですが、私を忘れた極上社長と二度目の恋、はじめます 【分冊版】
桐生みくり / 紅カオル
巻165 pt
「もっと深く触れたい。思い出せるように」
移動花屋を営む美桜は、自分をかばって事故に遭い
記憶を失くしたジュエリー会社社長・玲の婚約者に間違えられ、
回復するまで彼のお世話をすることになる。
新作発表会で恋人としてお披露目され、まるで夢の中にいるよう…。
「記憶を俺にキスで伝えてほしい」
――熱く求めてくる玲に戸惑いつつも、
ずっと好きだった気持ちから、美桜は身をまかせてしまう。
舌をからめる大人のキス、全身をわななかせる甘い愛撫、
彼が記憶を取り戻したら、すべて失うとわかっているのに
あふれでる気持ちをとめられず…。