ぼくのまほうつかい 12

「愛」を知らない医師と、傷ついた「天使」。ふたりの絆の物語。

幼い頃に両親を亡くし、養父から理不尽な暴力を受けて育った三上。
心を固く閉ざし、誰かを信じることをやめ、誰かを愛することをやめ、自分の力だけを信じて生きることを強く決意した。
医者になり先生と呼ばれるようになった今でも、他人に心を許したりはしない。

ある夜の仕事帰りに、草陰に隠れた白い足が三上の目に止まった。人が倒れている。
それは、天使のように美しい少年だった。傷だらけで、意識は朦朧、そして明らかに痩せている少年…。
痛みに喘ぐ少年は三上を見ると微笑み、不思議な言葉を放った。「まほうつかい、みつけた」
…魔法使い?一体なんのことだ…?

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  • ぼくのまほうつかい 1

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  • ぼくのまほうつかい 2

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  • ぼくのまほうつかい 3

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  • ぼくのまほうつかい 4

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  • ぼくのまほうつかい 6

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  • ぼくのまほうつかい 8

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  • ぼくのまほうつかい 9

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  • ぼくのまほうつかい 10

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  • ぼくのまほうつかい 11

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