指先に潜熱
「だって兄さん、俺がシた方が気持ちよくなれるでしょ」
大学院生の滉には秘密がある。
それは“他人の体温が苦手”だということ。
どんなに大切な相手でも、身体が拒絶してしまう――。
そんな自分にコンプレックスを抱えている滉だったが、唯一触れられる相手がいた。
一緒に暮らしている義理の弟・佑だ。
友達には出来なくても、佑になら自分から触れられる。
佑になら、肩を抱かれても嫌悪感がない。
頭を撫でられても、抱きしめられても、
………昂ぶった下半身に優しく触れられても。
自慰まで手伝ってくれる優しい弟に、「こんなのはおかしい」と言い出せずにいた滉。
しかし、そんな2人の歪な関係は、ある夜を境に一変して…!?
大学院生の滉には秘密がある。
それは“他人の体温が苦手”だということ。
どんなに大切な相手でも、身体が拒絶してしまう――。
そんな自分にコンプレックスを抱えている滉だったが、唯一触れられる相手がいた。
一緒に暮らしている義理の弟・佑だ。
友達には出来なくても、佑になら自分から触れられる。
佑になら、肩を抱かれても嫌悪感がない。
頭を撫でられても、抱きしめられても、
………昂ぶった下半身に優しく触れられても。
自慰まで手伝ってくれる優しい弟に、「こんなのはおかしい」と言い出せずにいた滉。
しかし、そんな2人の歪な関係は、ある夜を境に一変して…!?
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