ミツナリズム

明智光秀の三日天下も終わり、次に覇権を握るのは柴田勝家か羽柴秀吉か、という時勢。後に関ヶ原の戦いにて西軍を組織し、敗れ去ることになる若き日の石田三成は、主君・秀吉の足袋の破れを気にしたり、火鉢の火力の弱さに文句を言いながら日々を過ごす。そして大谷吉継とともに、基本的には戦の裏方に回る三成は、イケイケの福島正則や加藤清正と揉めたりもする。石田三成が小うるさく主張すること、それが「ミツナリズム」!

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  • ミツナリズム(1)

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    明智光秀の三日天下も終わり、次に覇権を握るのは柴田勝家か羽柴秀吉か、という時勢。後に関ヶ原の戦いにて西軍を組織し、敗れ去ることになる若き日の石田三成は、主君・秀吉の足袋の破れを気にしたり、火鉢の火力の弱さに文句を言いながら日々を過ごす。そして大谷吉継とともに、基本的には戦の裏方に回る三成は、イケイケの福島正則や加藤清正と揉めたりもする。石田三成が小うるさく主張すること、それが「ミツナリズム」!
  • ミツナリズム(2)

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    天下分け目の賤ヶ岳の戦いを終えた石田三成は、全国各地の税制を正すべく、大谷吉継とともに太閤検地へと臨む。そして浮き彫りになる、農村が抱える闇。さらに、来たる九州征伐へ向けて海軍の視察をすべく小西行長を訪ねる秀吉の子飼い一行。当然タダで終えられるはずもなく…。行く先々で喧嘩にまみれる三成の出世物語!
  • ミツナリズム(3)

    737pt

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    九州平定へ向け豊臣政権が臨む大戦。対するは戦闘民族・島津家!/新たに子が生まれた石田三成は、小競り合いが絶えない島津家と大友家を鎮めるべく九州平定へと乗り出し、その外交手腕をいかんなく発揮する。さらに伴天連(バテレン)追放令、肥後国人一揆、聚楽第落首事件と揉めごとが頻発する中、ついにあの男が三成の前に現れる。秀吉の子飼い一同、出世街道驀進中!
  • ミツナリズム(4)

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    三成の過ぎたるもの二つ。それは、島左近と佐和山城。どちらも手にする完結巻!/島左近を配下に加えた石田三成は、北条家を相手取った関東平定へと乗り出す。いつも通り兵站の管理に勤しんでいた三成だったが、突然、忍城攻めの総大将に任命されてしまう。それはかつてない大規模での水攻めという、秀吉が仕組んだ政治的興行の幕開けでもあった。忠義を尽くしてふんばる三成の出世物語、ここに完結!

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