レムナント 4 -獣人オメガバース-【コミックス版】
【ダートに止まっていた発情期が訪れ――…。】トネリアの従者により、痛めつけられ飢えた獣のいる山奥に打ち捨てられたダート。ジュダへの強い想いだけで屋敷へ戻ろうともがくダートだが、追い打ちをかけるよう通りがかりの男たちに慰み者にされ力尽きてしまう。一方、怒(いか)るジュダはトネリアのもとに訪れ…!? ついに、ふたりの想いが噛み合い止まっていた時が動き出す――。 ※本編は、「レムナント -獣人オメガバース- 15~19話」を含む内容です。
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アルファの獣人とオメガの人間という身分も種族も違う者同士の恋と葛藤を描いた超人気作『ペンデュラム -獣人オメガバース-』(フロンティアワークス)のスピンオフ作品。母親を亡くした孤児として妹とともに教会に保護されているオメガの少年ダートは、兄妹で教会を出ていくための資金を貯めようと、粗悪な抑制剤で発情を抑えながら売春に手を染めていました。「妹と2人、貧しくても平穏に暮らしたい」。そんなダートのささやかな願いは発情期の訪れと、“運命の番”との出会いによって狂い始める――
獣人ものというとやや読み手を選ぶイメージがありますが、本作は良い意味での王道感があり、すべての腐女子に布教して回りたいほどです……!
オメガの孤児としてシビアな環境で育ってきたダートと、貴族出身でアルファの獣人であるジュダ。本来ならば出会うはずのなかった2人が“運命”に強制されるように番となり、生まれや性格の違いから反発し合いながらも、互いの魂の美しさに触れて真の絆を育んでいく。王道感ある舞台設定で読者を作品世界にすっと誘い込んで、キャラクターたちの魅力でずっぽりと沼に引きずり落とす、そんなテクニックとパワーを兼 ね備えた魔性の作品です。孤高の野良猫のような気高さと強かさ、そして不意に見せる脆さがぐうかわなダートに、貴族特有の強引さの中からにじみ出る誠実さとダートへの独占欲が尊いジュダ。そして口うるさいながらも一番ダートを思いやるタヌキ……に見えるアライグマのバロンなどなど、どいつもこいつも好きにならずにいられないぜ!
本作以外にも、ジュダとダートの子ども・シャイアとヒューゴの日常と成長をほのぼのと描いた『プチミニョン 1 -獣人おめがばーす-』や、ジュダの両親が結ばれるまでの物語『ガーランド -獣人オメガバース-』(ダリア文庫e)など、スピンオフ作品が豊富なのも、この沼の魔性ポイント。一度読み始めたら、獣人オメガバース沼から抜け出せません!(断言)
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