龍の夫―亡国の神―
国王の弟である軍隊長に下った命令、それは――…守護を得るために、龍神の“伴侶”となること。夫となった傲慢な龍に、身体の内側から眷属に作り替えられる“偽りの夫婦生活”。「ほかの誰でもなく、私はお前がいいのだ 数百年、共に生きよう――…」人と深く交わらず孤独に生きると決めたはずが、本当は心の底でずっと欲していた言葉を、龍が与えてくれようとは。そして、龍が誰よりも“絆”に憧れ、孤独だったことを知ってしまった。もう独りに戻りたくない、独りにしたくない――…。一途なオレ様龍×強気な王族軍隊長、永年の愛に変わる人外BL。幸せに満ちる余生を描いた後日談11Pも収録!【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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龍の夫―亡国の神―の関連漫画
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舞台は、数千年に渡って龍の加護を受けてきたとある国。他国からの侵略を受けるも、それを退けて独立を守ってきた国王に、突然龍が「守り神を続けてほしくば、下の王子をよこせ」と言い出します。そのため、国王の弟・軍隊長は国のため、身を龍に捧げることを決意。人の理を超えた存在である龍が、どうして軍隊長を求めるのか――人と龍との、奇妙な結婚生活が始まります。
永遠の命と強大な力を持つ龍。しかし、彼の話す言葉を理解するのは、守護国の王族の血を引く者だけ。永い時を孤独に暮らしてきました。軍隊長と一緒に暮らすことになった龍が最初にしたのは、自分の鱗を軍隊長の体内に埋め込み、外側からも体液を馴染ませて彼の体を、自分の眷属に作り変えていくこと。軍隊長の意志や人権ガン無視のやり口は、さすが龍といったところです。
命を命とも思わない言動を見せたかと思うと、軍隊長のくだけた態度に満面の笑みを浮かべるなど、傲慢な残酷さと屈託の無さを併せ持つ龍。その人外みあふれるギャップにゾワゾワさせられてしまいます!
人間と龍、相容れるはずのない2人ですが、心の内に同じ孤独を抱えていて、その孤独を癒せるのは互いだけとい うことに気付き始めます。人化した龍の肌のぬくもりに軍隊長がやすらぎを感じたり、最初は威厳たっぷりで偉そうにしていた龍が、いつの間にか大型犬のように軍隊長にじゃれつくようになっていたり、ささやかな幸せが刺さること刺さること。骨太なストーリーの中に散りばめられた萌ポイントに殺されないよう要注意です……!
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