いつか恋になるまで 上【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

兄弟同然に育った千秋と和馬がそれを覚えたのは、中学3年のこと。
自慰に耽る千秋に気づいた和馬がもちかけたのが最初で、遊びの延長みたいなものだった。少なくとも和馬にとっては。
だから和馬に彼女ができた時も、何でもない顔をした。けれど無理をするほど気持ちのセーブは難しくなって、寂しそうな顔をする和馬に、余計に心はかき乱される。
そうして千秋は、ついに―――。
◆収録内容◆
「いつか恋になるまで」1~5話
電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P)

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

本作は『家族になろうよ』の過去編です。
後に家族になるふたりが、まだただの幼なじみだったころからのエピソードが描かれています。
実は僕『いつか恋になるまで』を先に読んでしまったんですが、その順番でも全然ありでした。

中学生の千秋、和馬、巴。家族同然の身近な存在として育ってきた3人。
兄妹のような関係の3人組ですが、男子たちはちょっぴり特別で…。

千秋を親友としてしか見ていない和馬と、和馬に片想い中の千秋。
思春期に突入し少しずつカラダやココロが変化していくなかで、ふたりの関係にも進展が訪れます。
この幼なじみ→恋人までの過程がめちゃくちゃよかったです!

自分のものでなくなってしまう相手のことを想像して、苦しくなってしまうふたり。
その想いを自覚してしまってからは、もうただの幼なじみではいられなくなるぞ!
若さゆえの勢いが、ページをめくる手を加速させます。

3人のうち、唯一の女子である巴もよかったですね…。
ちゃんと二人のことを理解しつつ、別に応援したり、過剰に励ましたり、そんなことはしないんです。ただ一緒にいる、みたいな…。
よいバランス感覚で した。

この絶妙な青春劇、未読の方は是非ご一読ください。

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