概念ドロボウ(3)

ここは数多の強奪者(=ドロボウ)が跋扈する街。「運ドロボウ」との死闘は激化する一方。そんな中、自分がどうしてドロボウになったのか一切の記憶を持たぬウロの過去が問題視されていく。実は、思わぬ人物によりウロは「管理」されていたことが判明。果たしてドロボウとは如何なる存在なのか? 本当の敵は誰なのか? すべての謎が解かれていく。ヒット作『エンバンメイズ』の作者が満を持して放つ異能活劇、堂々完結!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

愛情や道徳心、魅力に劣等感、集中力や自制心。「形に残せないものこそ、人にとって本当に大事なものだ」という話は昔からよく耳にします。では、これらを失くしてしまったら人はどう変わってしまうのでしょうか?

「形のないモノ」を盗む能力者“ドロボウ”が跳梁する都会を舞台に、新米刑事・ハルと、私立探偵・ウロが様々な事件の解決に挑んでいく、異能サスペンスストーリー。形のない“概念”を盗まれた者がどうなるか、能力による窃盗をどのように対処するのか。“ドロボウ”の目的・能力の秘密は…。毎話先の読めないストーリー展開ですが、ウロが周りを置き去りにして事件を紐解いていく推理シーンはくぎ付けにされてしまいます。これら頭脳派キャラの巧妙な描き方、さすがは、『エンバンメイズ』の作者・田中一行という感じですね。
推理モノとしての面白さに加え、ハルとウロの掛け合いも絶妙で、ウロに憧れるハルの相棒的成長も楽しみです!
犯人探しと一緒に、どんな“概念”が盗まれたのかに注目して読んでみてください!

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