明王伝レイ(14)

三度も火災に遭った男から依頼を受けたレイが出会った、ひとつの掛け軸。三度の火災に遭いながらも焦げ目ひとつない、その掛け軸には壮絶な祈念が宿っていた。描かれた紀元前インドのアシタ聖者の念により、レイは幽界に引きずり込まれる。憑りつこうとするアシタ聖者を破邪したレイだったが、気付けば、釈迦時代のインドに飛ばされてしまい……? 前巻の「炎に消えたレイ」に続く、レイがたどる仏陀覚醒への旅路とは……!?

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