BECK

誰にでもいつか"目覚め"の刻が来る……!!! 果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。それは、いつまでも変わらないはずだった──。あいつに出会うまでは……!!

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  • BECK(21)

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    単身ロンドンに渡った川久保(かわくぼ)の尽力によって、UKナンバー1のインディーズ・レーベル、ナフ・レコードとの契約が無事成功! レコーディング費用の援助を受けることになったBECKは、悲願のフルアルバム制作に乗り出す。 強力なサポートがついた今こそ、発展途上のBECKにとって次なるステージへ進むための正念場……。――今までの借りをキッチリ耳をそろえて返そうぜ――!!!
  • BECK(22)

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    様々な人物たちから支えられ、成長を遂げたBECK。そんなある日、竜介(りゅうすけ)のもとに一本の電話が入る。電話の主は、来日中の天才映画監督ジム・ウォルシュだった!! ジムから直接会いたいと言われた竜介だが、その日はBECKのミュージック・ビデオの撮影が控えている……。しかし、奇妙な巡り合わせは予想外の方向へと進み、なんとジムが監督でBECKのミュージック・ビデオを撮影することに!?
  • BECK(23)

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    伝説の音楽の祭典アヴァロン・フェスティバルが復活。出演候補の中にはBECKの名も――!? そんなある日、ライブ直前にNYから前触れもなくDVDが届く。それこそが、あのジム・ウォルシュが作り上げたミュージック・ビデオだった!! スクリーンに映し出された映像を目の当たりにした者たちは騒然。しかし、その話は蘭(らん)の耳にも入ってしまう。憎悪を燃やす蘭は、BECK潰しを宣言。むき出しの敵意がBECKを襲う!!
  • BECK(24)

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    BECKに対する蘭(らん)の攻撃は激化する一方。各方面への圧力は、BECKのあらゆる進路を防いでいく……。そしてコユキと接触したあの雨の夜も、バンド内の結束を壊す卑劣な罠だった!! 蘭サイドに寝返ったのでは、とメンバーからの不信を買ってしまったコユキ。すぐに疑いは晴れたものの、千葉(ちば)との間には決定的な溝が生まれてしまう。少年たちの戦意は徐々に蝕まれていく……。BECKは強大な悪意に屈してしまうのか!?
  • BECK(25)

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    BECKの全国ツアーは好調に進む。しかし水面下では、コユキと千葉(ちば)の不和が徐々にバンド全体を蝕んでいた……。そんな中、千葉がフリースタイル・バトルに単身出場する!! ――自分がBECKにいる意味とは? 自らの存在意義に疑問を抱え、ヒップホップ界の強敵との勝負に身を投じる千葉。心の叫びは着々とオーディエンスの心を掴んでゆく。苦悩する男の戦いの行方は!?
  • BECK(26)

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    ROOM13のツアーに参加するためイギリスに渡ったBECK。ミュージック・ビデオが話題を呼び、ツアーは最高の出だしを切る。一方コユキは、あの夏に真帆(まほ)と交わした約束を果たすため、聖地アビー・ロードを訪れる。また会えることを信じて、不安を抱えつつも彼女との再会に胸を膨らませていた。果たして二人の逢瀬は叶うのか!?
  • BECK(27)

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    エディ・リーが残した未発表曲を狙うレオン・サイクス。その魔手は徐々にBECKに近づいていた。そんな中、コユキのもとに佐藤(さとう)から会いたがっている男がいるという連絡が。それは、今や世界で最も影響力をもつと言われているバンド「ハイプ」のボーカリスト、デクスター・アダムスだった!! 彼の口から飛び出したのは『DEVIL’S WAY』という意外なワード。デクスターがコユキに接触した理由とは!?
  • BECK(28)

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    レオン・サイクスと接触してしまったコユキと竜介!! "エディ・リー最期の曲"を奪うためには手段を選ばないレオンを前に、コユキは『DEVIL’S WAY』を演奏。そして大胆にも取引を持ちかける。それはBECKのアヴァロン・フェスティバルへの出場をかけた交渉だった。運良くその場は見逃してもらえたコユキ。しかし後日レオンに呼び出され、ある交換条件を言い渡される。その内容は……"絶対服従"!?
  • BECK(29)

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    アヴァロン・フェスティバルの会場へやってきたコユキたちは、そのスケールに圧倒されるばかり。ここでBECKの存在感を知らしめるには『DEVIL’S WAY』が必要不可欠だ。しかし、コユキが書き上げた歌詞は「エディの歌詞ではない」と判断した竜介(りゅうすけ)は、今回のセットリストから取り下げてしまう。そして当のコユキはレオン・サイクスとの取引が迫る中、巨大なプレッシャーに押しつぶされそうになっていて……!?
  • BECK(30)

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    アヴァロン・フェスティバルの裏でうごめく謀略……。帝王ビクター・スレイターは偽のエディ最後の未発表曲を公表しようとしていた。それを阻止しようと竜介(りゅうすけ)は、帝王に対して危険すぎる賭けを交わすのだった!! 一方、真帆(まほ)と再会を果たしたコユキはあらゆるプレッシャーから解放されたはずだったが、会場まで連れて行ってくれるはずのマットと連絡がつかず……。このままではライブ本番に間に合わない!?
  • BECK(31)

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    覚悟を決めてステージへと上がったコユキたち。 試練の数々を乗り越え大きく成長を遂げたBECKの音楽は、数多のオーディエンスを魅了し、アヴァロンの地に熱狂の渦を生み出す!! それは、音楽に関わる者すべてが夢見た光景そのもの……。そして無我夢中で駆け抜けたステージの最後、三本線が刻まれたギターを携えるコユキが歌った曲は……!?
  • BECK(32)

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    アヴァロン・フェスティバルに参加する全てのオーディエンスを相手に、再び熱狂のライブを展開するコユキたちは、今一度『DEVIL’S WAY』を演奏する!! 幽玄な響きとともに、幻の曲がついに姿を現す。そして演奏が終わった時、コユキたちの目の前に現れた見覚えのある光景と人影とは……!? ビクター・スレイター、レオン・サイクス、蘭(らん)……全ての因縁に決着をつける、アヴァロン・フェスティバル最終章!!
  • BECK(33)

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    音楽界のカリスマたちのサポートのもと、ニューヨークでアルバムのレコーディングを進めていくコユキたち。確かな手応えをもって完成したメジャー・デビューアルバム『ONE BY ONE』は、これまでの作品を軽く超える最高傑作となる。最高の仲間との歩みを阻むものはもう何もない。BECKの音楽がついに世界中の街で流れ出した……。一方、斎藤(さいとう)さんの恋路にもついに決着が!?
  • BECK(34)

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    コユキたちにとって大きな意味を持つ場所、グレイトフル・サウンド。そこにヘッドライナーとして還ってきたBECK。万感の思いを抱いて、全力の演奏は続く。ステージと客席は渾然一体となり、その歌は嵐の空に響き渡る。 人の心をつなぐ音楽は確かに届いている――!! 最強の音楽コミック、ここに堂々完結!!! エディ・リー最期の日を描いた特別読切『THE LAST DAY OF EDDIE LEE』も収録!!

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