衆楽苑 2巻

昭和の時代、上野駅は北の国から東京へ来る人々たちの玄関だった。
多くの人々が夢を追い、この駅へ降り立った。
そんな上野駅横で昭和3年に創業した大衆食堂「衆楽苑」。
創業以来、たくさんの人に愛され続けているのは、和・洋・中、なんでも美味しいメニューを揃えていることもさることながら、そこに働く人の温かさにもあるようだ。
今日も人々は様々な想いを胸に衆楽苑を訪れる…。

ある夏、立ち寄る人々に蛍を披露していた衆楽苑。
蛍の穏やかな光に癒される人々の中でその蛍をじっと見つめる少女がいた。
そしてその深夜、衆楽苑のスタッフの一人は闇の中、蛍の前に一人佇む少女を目撃し恐怖する。
その少女の行動に隠された想いとは…!?
その他、相席になった学生と風来坊の男。男の話の中に衆楽苑のスタッフが感じ取ったものは…「永い旅」、東京で暮らす男が家族と帰省した時に見た墨塗りの壁。男が子どもの頃から嫌っていたその壁は、実は日本が通って来た悲しい歴史の遺産だった…「墨塗りの壁」など。
人々が様々な想いを胸に上野駅に降り立った昭和の時代、その上野駅横にある大衆食堂「衆楽苑」で交錯する人々の人間模様を、小山田いくが丁寧に綴るハートウォーミングヒューマンドラマの決定版!

小山田いく先生の当時の単行本コメント
『ラーメンを食べるたびに、昔、父がどんぶりを持って、家の前を通った屋台ののラーメンを買ってきて、食べさせてくれた時のことを思いだします。食べ物は、必ず何か思い出をまとっているようです。あなたは何を食べながら、何を思いだすでしょうか。』

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