先輩を家に居候させていたらいつの間にか妻が寝取られていた7

「頼む!しばらくここに居させてくれ!」そうして土下座をしているのは僕の学生時代の先輩、黒田先輩だ。何か言えない理由があって僕を最後の頼りにやってきたみたいだ。始め、僕は断ろうと思った。何せ僕ももう独り身ではない。妻の沙織がいるんだ、いくら何でも…そう思っていた。だが、沙織は「いいですよ」そう言った。僕の先輩なら信用できる…と。確かに、僕自身も学生時代、先輩には随分とお世話になった。多少の不安はあったが、結局…彼をしばらくの間うちに迎え入れることになった。だが…この決断がそもそもの間違いだったんだ。僕のいないとき、見えない場所で、僕の幸せは少しずつ…確実に蝕まれていくことになる…。

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