迷い家ステーション【第4巻】

利用客が減れば、3年後に「迷い家駅」が廃止されるかも、という話を聞き、利用客を増やすため朝の掃除を始めた森人。
しかし…朝の迷い家駅は猫の寄り合い所となっていて森人は少々イライラしていた。
そんな猫たちの中には地元の利用客、伊藤さんの飼い猫ゴローもいた。
ところが伊藤さんは、息子夫婦に呼ばれて最寄り駅が湯の屁駅の地域に引越してしまったのだった。
利用客が減ってしまったと落ち込む森人に伊藤さんからゴローが姿を消したと連絡が入る。
消息が分からないまま数週間が経ち、皆があきらめかけた頃、ゴローが傷だらけの姿で迷い家に姿を現す。
そして、ゴローは迷い家に思わぬ利用客を連れてきて…?!
その他、最期まで運転士として生き抜いた男の物語「ある運転士の肖像」などを収録。

田舎の第3セクター鉄道終着駅「迷い家駅」に勤める人々と、鉄道を通して出会う様々な人々との交流を等身大で描いた小山田いくの感動鉄道ロマン!

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