【素敵なロマンスコミック】ほっかポッカ牧歌
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早春の北海道にやって来た万知。雄大な自然に目を向けず、雪解け水で荒れる河を見つめている。こんな川に落ちたら、ひとたまりもないかな…。そんなことを思っていると帽子が川に落ちてしまう。拾いに行こうとした万知は、足を滑らせ流されてしまう。溺れそうになった万知を救ったのは、ラフティング中のレオだった。万知のリストカットの痕を見た医師、悦子はレオに家に置いて面倒を見ろと言う。ようやく元気になった万知にレオが言う。「どんな理由があっても自ら命を絶つ人のことを僕は許せません」それに対し万知は「あたしも生きたくて。もう1度生き直したくて旅にでたんです」と答えた。万知は結婚式の場で婚約者に結婚できないと言われ自殺を図っていた! -
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「手で絞ったお乳はあったかで、すっごくありがたい気持ちになれる」「レオさんと同じこと言ってる」レオさんと同じ…。「あんたらどーゆー関係よ?普通、男と女がひとつ屋根のしたで暮らすっちゅうことは」「あ!ヒメコどうですか?」私は佐々木さんの言葉を遮り、出産間近の乳牛の様子を尋ねる。家に帰りその話をレオにすると、「マチさんは子供欲しいですか?」って聞かれた。「私、26歳だから3人は余裕です!レオさんは!?」「神様が決めます。」あ…なんかずるい。「でも奥さんは自分で決めます」奥さん…。2人の間は少しずつ近づいているようだった。そんな時、マチの様子がおかしくなる。レオの問いに「ハガキが届いたんです…私と結婚するはずだった人から…」 -
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万知とレオは神社で夫婦の木と呼ばれている木を見ていた。「2本の木の幹と幹が繋がっていて手を結んでいるようです。それで縁起をかついで、このご神木は夫婦の木と村の人達から呼ばれているそうです」レオの言葉になるほどとうなずく万知は、ご神木にお祈りした。レオと私と赤ちゃんと、この村で幸せな家庭を築けますようにと。「この神社でこの木の下で結婚式を挙げられたらいいですね。日本の神様に僕達の愛を誓うのです」「つくづくレオって変な外人ね。日本人より日本人くさいの。私は結婚式なんて挙げなくてもいいわ。充分幸せだもの。それにお金がかかるし」早くも木馬を作るレオや、自宅出産をかんがえる万知。そこに怒った両親が訪ねて来て…!?
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