違国日記(4)【電子限定特典付】

【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&20話のネーム特別収録!】漫画界話題沸騰!叔母と姪の年の差同居譚。「――わけあって犬のようなものと同居することになった」“小説家・こうだい槙生”のエッセイを見つけた朝は自分(=犬!?)との暮らしを、「不思議な感じだ」と語る槙生の文章を読んだ。慣れないものの、新生活を咀嚼する槙生の言葉は柔らかい。そんな折、槙生は朝を連れて5年ぶりに実家に帰ることになり――。不器用な槙生と、大型犬系元カレ・笠町の“友人関係”に異変あり――な心浮き立つ第4巻!

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  • 違国日記(1)

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。 少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!
  • 違国日記(2)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&6話のネーム特別収録!】人見知りの少女小説家・高代槙生(こうだいまきお)(35)が、姉の遺児・田汲朝(たくみあさ)(15)を勢いで引き取ってから、同居生活が始まった。卒業式のため久しぶりに中学校へ登校した朝は、とあるショックな事件により、親友・えみりに激昂して、学校を飛び出してしまう。ぐちゃぐちゃな心を抱えて帰った朝。しかし、家にいるのは“大人っぽくない大人”槙生なのだった。さて、不器用な女王の反応は――? 不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、素顔が見えてきた第2巻!
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&15話のネーム特別収録!】歩み寄る女王と子犬。両親の事故死により、田汲朝(たくみ・あさ、15)が小説家の叔母・高代槙生(こうだい・まきお、35)の家に住んでしばらく。親友・えみりを家に招いた朝だったが、槙生の人見知りが発動。「超超超超ひとりになりたい」と槙生は執筆に没頭した……。こちらを拒むかのような槙生の背中に、しょげる朝。そこへ通常モードに戻った槙生は―――?不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手を繋ぎ合う第3巻!!
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&20話のネーム特別収録!】漫画界話題沸騰!叔母と姪の年の差同居譚。「――わけあって犬のようなものと同居することになった」“小説家・こうだい槙生”のエッセイを見つけた朝は自分(=犬!?)との暮らしを、「不思議な感じだ」と語る槙生の文章を読んだ。慣れないものの、新生活を咀嚼する槙生の言葉は柔らかい。そんな折、槙生は朝を連れて5年ぶりに実家に帰ることになり――。不器用な槙生と、大型犬系元カレ・笠町の“友人関係”に異変あり――な心浮き立つ第4巻!
  • 違国日記(5)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&25話のネーム特別収録!】《人生の本棚に入る本》としてあなたの心の奥地に届く物語!人見知りの小説家(35) と 姉の遺児(15)がおくる手さぐり年の差同居譚。「姉がさ、日記を遺してたの朝宛だった」朝の亡き母・実里は日記を遺していた。20歳になったら渡す、という娘への手紙のような日記を。槙生にとっては高圧的な姉で、朝にとっては唯一無二の“母親”だった実里。彼女は本当は、どんな人生を生きている女性だったのか?母の日記を槙生が持っていると知った朝は―――。槙生と笠町の“新しい関係”もはじまる――扉が開く第5巻。
  • 違国日記(6)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&30話のネーム特別収録!】叔母と姪。年の差ぐらし、1年。「朝、なりたいものになりなさい」と言いながらも、実里は娘を自由にさせない母だった。そんな母が亡くなり、世界が広がって1年。朝は、軽音部の冬公演に選ばれた同級生を羨んで、自分も歌詞なら、と書いてみた。非凡な何かを見つけてくれるかも、と。しかし、彼女が初めてのポエムを無邪気に見せたのは、小説家・高代槙生なのであった………。「なりたい自分」探りは子犬の突進のごとく。若木がさえずる第6巻!
  • 違国日記(7)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&35話のネーム特別収録!】「『おれの酒が飲めないのか』みたいなの、大嫌いで」偶然にも食事に行くことになった笠町と弁護士・塔野。そこで話題に上がったのは、「男社会の洗礼」。男なら、男らしく、男として――。塔野は、空気が読めない性質ゆえに、それらと距離をとれたが、笠町は、かつて追い込まれ苦しんだ過去があった。今、その土俵から降りた彼は――。「なっていい自分」はいくらでもある。変化にふみ出す第7巻!
  • 違国日記(8)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&40話のネーム特別収録!】 「あたしはただ、あたしでいたい」 楢えみり、高2。   好きになるのは同性で、相思相愛の彼女がいる。彼女とのことは、親友の朝には言えていない。 いま、朝にとって恋話とは異性とのことでしかなく、だからこそ「朝とは恋話はしない」とシャットアウトしてきた。 しかし、えみりは自分が自分である大事なことを親友に分かってもらっていないことに悩んでいたーー。 自分が自分でいるために。キャッチボールの第8巻! 第24回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出!
  • 違国日記(9)【電子限定特典付】

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&45話のネーム特別収録!】 人見知りの小説家と姉の遺児(高2)がおくる 年の差同居譚 朝が叔母・槙生と暮らして1年とすこし。 ここ最近、小説家の槙生はスランプ中。ボーッとしていて原稿は進んでいない様子だ。 才能はないと苦しみつつ、書くことはやめない槙生に朝は「やめる人とやめない人の違いってなに?」と尋ねた。 これといった才能はないと気づきつつある朝に、槙生が答えたのはーーー。 宝石の持ち主じゃなくても。自分の明日を選べる第9巻!
  • 違国日記(10)

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&50話のネーム特別収録!】 「なりたいものになりなさい」と言われても 人見知りの小説家と姉の遺児(高2)がおくる年の差同居譚 「なんでそんなに決められるの?あたし、何にも決まんないよ」 朝は高校2年生の秋を迎え、進路について考えあぐねていた。 自分の将来のために努力するえみりや千世、才能がある神田と違い、やりたいことなんて湧き出てこない。 “何もない”ことに凍える先はーー? 未来を探す船、難航中の第10巻!
  • 違国日記(11)

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    【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&最終話のネーム特別収録!更に紙・電子共通特典ペーパー収録!】 「姉さん、わたしが姉さんの大切なあの子を大切に思ってもいい?」 槙生が朝と暮らして2年半。 他人との関係に縛られずに根無し草のように過ごしてきた槙生にとって、気づけば朝はだいぶ近しい存在になっていた。 朝の人生にどこまで立ち入っていいか悩み、朝を置いて死んだ姉に思いを馳せる。 保護者として、大人として、槙生は朝の未来に何を思うのか──。 わたしたちの“これから”はどんな海へ? 終幕の向こうへ漕ぎ出す最終巻!

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メディア化情報

  • 映画化

    「違国日記」

    2024年6月公開
    出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆

スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

人間はいつから「大人」になるのだろう?

両親の死によって、独身の叔母・槙生に引き取られた中学生・朝。
家にこもりきりの小説家である槙生は、独特な感性の女性。
一方で、朝は両親が死んだことに対して現実感を持てない、大人びた少女。
似ているようで正反対の二人が、日々の暮らしの中でやがて心の距離を近づけていく作品。

槙生が仕事に熱中するのを、さりげなくサポートするしっかり者の朝。その姿はお互いの年齢を鑑みると、ちぐはぐな風景でちょっとおもしろい。
けれど、家の外側や、人間関係のこととなると、槙生は迷いながらも、母性というよりは理性によって、的確な言葉で朝を導く。
15歳の朝にとって、それらの言葉はすぐに理解できないこともある。けれど、現実と照らし合わせながらじわじわと納得していく健気な姿がとても印象的。

では30歳を手前にした自分は槙生と朝、どちらに近い地点にいるのだろう?と考える。
「自分はまだまだ子供」だと思う。けれど、朝が戸惑っている幼い姿を見ると「こうしたらいいよ」と言ってあげたくなることが多々あった。
どんなに大人びていても15歳の朝が大人ではないよ うに、アラサーの私も着実に大人になっているのか、と気づかされる。
槙生を「違国」と感じながらも、朝も確実に「大人」へ近づいている様子を、そっと見守っていきたい。

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