ジャガーン 1

交番勤めの警官・蛇ヶ崎晋太郎は同棲中の彼女と、このまま結婚して家庭を持って子供が生まれて――という未来をつまんなそうに思っている。

ある日、目前に壊人(カイジン)が出現!!
…と、その瞬間、右手に異変が…!!

破壊と絶望の新ダークヒーロー、ビッグバン(爆誕)!!

累計555万部突破!『神さまの言うとおり』、
 「このマンガがすごい!」ランクイン(2017年オトコ編11位)『僕たちがやりました』の大ヒットメーカー金城宗幸(原作)と

『アイアムアヒーロー in NAGASAKI』で鮮烈デビューの超新星にしだけんすけ(漫画)が最強タッグで挑む”激撃”の話題作!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

新ダークヒーロー・その名はジャガーン!

警察官・蛇ヶ崎は恋人と平凡に暮らしていた。
ある日空から降ってきたキチガエルを取り込んでしまった人間は欲望が暴走して壊人(カイジン)に変身してしまう。蛇ヶ崎もキチガエルを取り込んでしまうが右手が銃になった半壊人・ジャガーンに変身してしまった。死んでしまった恋人を治すため、世界を救うため壊人と戦うことを決意する蛇ヶ崎。

寄生獣や仮面ライダーのように良くある設定ですが、何より壊人のネーミングセンスが素晴らしい。(例えば、追っかけしている人間が壊人化したときは熱狂!追っかけ壊人!ヤルダケルベロス、などテロップと共に紹介されます。このあたりは仮面ライダーっぽい。)
キチガエルに取り込まれた人間は、妬み、恨み、憎しみだけでなく夢や希望のようなものまでトリガーとなって壊人化してしまうのはなんとも残酷な世界です。
一歩間違えば自分も壊人化してしまう不安定さや、途中主人公が闇堕ちしてしまうあたり、単純に正義や悪で割り切れるヒーローものではありません。

主人公を含めて登場する若者が少し白けていたり、世の中に対する諦めみたいな描写が少し暗く憂 鬱な一方、蛇ヶ崎の口ぐせ「ぶっぱなす」とともに壊人を倒していくバトルシーンは非常に痛快です。エログロ要素が多いので苦手な方にはおすすめできませんが、GANTZが好きな方には刺さると思います!

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