たゆたう種子
人の中に入り込んでいくって、怖いな──……。 冴えない生物教師・木庭のファンである葉純は、わざと赤点を取ることで、二人きりの補習時間を有意義に過ごしていた。しかしある日、見知らぬ生徒・根井も補習を受けることに。ショックを隠せない葉純をよそに、人の顔色を見るのが得意だと言う根井は、葉純の恋心をすぐに見破ってしまう。その上「俺も先生のこと好きかも」なんて言い出して──? 一方木庭は、葉純に対してどこか意味ありげな視線を向けるが……。一方通行? 三角関係? 切なくも瑞々しい、中陸なかのデビューコミックス。
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高校の生物教師・木庭のことが好きな葉純。わざと赤点を取って補習授業を受けていたのですが、一緒に補習を受けることになった根井という生徒に、先生への思いを見破られます。自分も木庭が好きという根井に、葉純は……。
三角関係とはいうものの、ギスギスした空気はありません。3人の性格や、相手のことを好きになった理由などが丁寧にやさしく描かれていて、読んでいるとあたたかい気持ちになります。
はじめは「先生が好き」ということで繋がっていた葉純と根井ですが、だんだんと互いを特別だと思い始めます。憧れとリアルな恋、その狭間をたゆたう男子高校生の心情が繊細に、リリカルに描かれていて、読後は良い映画を見た時のよう。
独特の間やギャグのセンスも素敵で、次回作も読んでみたいなと思わされる作家さんです。