僕が僕であるために。 9巻
7年前に秘められた想いが、時を超えて今伝わる。ついに6人の記したタイムカプセルが開くときがきた。いつもの公園で、いつもの6人で――。だがその場には駿は現れなかった。託された駿の想いを知った紗奈は…。大人になること、自分の青さを知ることそして、自分は自分にしかなれないということ。7人の恋愛グラフィティ、完結。
(C)2020 Matcha Hazuki
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【僕は「僕」だと「嘘」をついた。君が見ているのは、僕か、それとも「僕」か――。】 紗奈の瞳にうつるのは、駿か、それとも歩か。人を気遣うあまり自分の思いを伝えられない主人公・浅倉駿は、幼い頃から若槻紗奈が好きだった。告白もせず転校したことを後悔し続けて七年、また紗奈のいる街に戻ってくることに。「せめて恋心だけは」本心を伝えたい駿は、今度こそ紗奈に自分の気持ちを伝えようと決意するが―― 。そこには自分とそっくりで素直に自分を表現できる「理想の自分」、藤崎歩がいた…。 この青春は「嘘」を孕んで綴られる。 (C)2016 Matcha Hazuki -
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【君が笑ってくれるなら、僕は「僕」になる。】 想いを寄せる幼なじみ、紗奈の笑顔のため、そして自分のため駿はうりふたつの同級生・歩と度々入れ替わることに。自分のままではできない言動も、歩の姿になるとできる駿。徐々に自分の気持ちを話せるようになっていく「駿」を見ていた紗奈は――。自分を巡る青春グラフィティ、第2巻です。 (C)2016 Matcha Hazuki -
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【こんなに顔が紅くなるのは、きっとこれが「恋」だからだ。】 理想の自分との入れ替わりで本当に自分が思っていることを徐々に言えるようになった駿。駿の変化は、疎遠になっていた友達たちにも影響を与える。さらに、駿でいるときも「歩」のように振る舞えるように。それを見ていた紗奈の気持ちにも、ある変化が――。自分を巡る青春グラフィティ、第3巻です。 (C)2017 Matcha Hazuki -
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【ずっと友達でいたいのに――。この感情が邪魔をする。】 歩のことを意識し始めた紗奈。でもそれは、「歩」と入れ替わっているときの駿で…。紗奈は歩に対してドキドキしたり、しなかったり。この気持ちは「恋」じゃなかったのかな? 美雪や千尋の恋にもどうやら動きが。いままでは「幼なじみ」「友達」だった7人。それぞれの17歳の夏がはじまります! 自分を巡る青春グラフィティ、第4巻です。 (C)2017 Matcha Hazuki -
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【片想いが繋ぐ虹色のキラメキ。】 「歩」と入れ替わっているときの駿が気になっている紗奈。自分を変えて康平にアプローチしたい美雪。駿とちゃんとお話したい千尋。この夏動き出す三人の想い。きっともう、今の「幼なじみ」ではいられないかも。それでも――。7人の夏が虹色にきらめきだします! 自分を巡る青春グラフィティ、第5巻です。 (C)2018 Matcha Hazuki -
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【たとえそれでも――。この恋をがんばってみたい。】 駿の紗奈への想いに気づいてしまった千尋。歩に好きな人はいるのかと尋ねる紗奈。優の姉を想い続ける歩。そして、歩に「紗奈が好きだ」と打ち明ける駿。それでもこの恋は諦められない。がんばってみたい。17歳の夏は終わり、2学期はもうすぐ。想いはめぐり、恋はまわる青春グラフィティ、第6巻です (C)2019 Matcha Hazuki -
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【僕は、君に嘘をついていた。】 すべてうまくいっていた理想の自分に素の自分が近づいていって偽りの仮面がまるで自分に馴染んだと錯覚するかのように。でも、受け入れられるためには、自ら嘘を暴かねばならない。紗奈に言わなきゃいけない。駿は、歩と入れ替わっていたことを。仮面の告白、その後。辛くても乗り越えなきゃいけない青春、第7巻です。 (C)2019 Matcha Hazuki -
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【巣立ちの意志は、徐々に周囲にも伝わって。】 歩と入れ替わっていたことを紗奈に告げた駿。だが、自分が引っ越すことはなかなか伝えられないでいた。紗奈を悲しませたくない――。その気持ちから、楽しい思い出をたくさん作ろうと、積極的な姿勢に。それが徐々に周りにも伝播して…。青さ故、友人同士支え合い、影響し合う青春グラフィティ、第8巻。 (C)2020 Matcha Hazuki -
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【僕が僕であるために。】 7年前に秘められた想いが、時を超えて今伝わる。ついに6人の記したタイムカプセルが開くときがきた。いつもの公園で、いつもの6人で――。だがその場には駿は現れなかった。託された駿の想いを知った紗奈は…。大人になること、自分の青さを知ることそして、自分は自分にしかなれないということ。7人の恋愛グラフィティ、完結。 (C)2020 Matcha Hazuki
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