風と木の詩 (7)
1865年――セルジュの父・アスランは、18歳の若さでバカロレアに合格。そして、父であるバトゥール子爵からパリの屋敷を譲り受け、入学まで一年間の自由を得る。セルジュは限られたこの“時間”を無駄にすまいと心に誓い、古書店で見つけた日記を紐解いた。自分の過ごした“時間”を書き綴るために――。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第7巻、セルジュ編…開幕!
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