開化将棋異聞 ヤンケの香介 (3)

名古屋での、王将・阪田三吉(さかた・さんきち)との出会いは、また一回り香介を大きくした。京都では名誉名人・小菅剣之介(こすげ・けんのすけ)と、初恋の人によく似た舞妓の雛菊(ひなぎく)に出会う。2人は心を通い合わせ、将棋と同じくらい愛するものを見つけた香介は、雛菊の「将棋を捨てて」という言葉にひどく悩むが……。その頃、東京では大道棋士と名人棋士の争いが深まりつつあった。 ※毎日コミュニケーションズ刊行のコミックス第2巻を分冊しております。

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