妖魔の封印 (7)
修業の旅でマクルトを訪れたシバは、マクルト城の顧問である魔術師、セライムが予言した“12番目の魔術師”としてマクルト城に案内される。マクルトの王から娘エレの病の治療を頼まれ、熱病に冒されたエレを薬師としてシバは見事に回復させる。王から感謝の宴を催され、そこで美少年の踊り子・キリアスと出会う。キリアスから情人(いいひと)シドの病を診てほしいと頼まれたシバは、その夜、キリアスが長身の黒髪の男と会っているところを目にし涙を流すが……。「嫌だ…ちがう…あれはちがう…信じない…!? 何がちがうんだ? いったい何が…?」(シバ)
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