七つ屋志のぶの宝石匣(21)

ロンドンで、バズル国と合成ダイアの闇に触れた鷹臣は、大きな秘密を人知れず孤独に抱え込む。
一方、志のぶは、危ない「呪いの指輪」に慌てたり、
タワーマンションのママ友同士のもめ事に巻き込まれたりしながらも平穏な日々。
しかし、倉田屋がバーゲンに出店することになり、志のぶと顕定は突然大忙しに!
お祭り騒ぎの中、一癖ありそうな男が西から登場!?
謎と恋がますます混迷! 質屋宝石ミステリー!!

クレジットカードで月額コース契約すると1ヶ月目無料

※契約月に解約された場合は適用されません。

2
次へ

今すぐ全巻購入する

カートに全巻入れる

※未発売の作品は購入できません

スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

ネタを書いたノートを開いた著者。
「新しい連載の企画2本です どっちがいいですか?」
・質屋の話
・音大の話
ここで選ばれた「音大の話」が後の『のだめカンタービレ』となり、
残された「質屋の話」が本作、『七つ屋志のぶの宝石匣』。
というわけで、二ノ宮知子先生が約15年あたためていたシリーズが、ついに始動!


舞台は、老舗質屋。宝石のオーラを見抜く天賦の才(?)を持つ、跡取り娘の志のぶ。
女子高生なのに、宝石に関してずば抜けた知識を持っているのがカッコイイ!
不思議女子というギャップもイチオシ。

しかも、志のぶには年上のイケメン婚約者・顕定という存在が!
けれどそれは志のぶの祖父が決めた関係。
恋愛とも違う、ビジネスパートナーのような絶妙な距離感のやりとりがおもしろい。

そんな二人のもとに、宝石にまつわる事件が次々に飛び込んでくる。
遺産相続問題や、思い出の詰まったアクセサリーなど、エピソードは様々。
登場人物たちに極悪人はいないし、魔法のようなトリックもない。
最後に明らかになる真実はほのぼのしたものばかり。
だからこそ、老若男女問わずに すすめたい、稀有でリアルなヒューマンストーリー。

続きを読む

七つ屋志のぶの宝石匣の関連漫画

「二ノ宮知子」のこれもおすすめ