ゼンマイ仕掛けの犯罪白書 2

バスジャックを続ける4人は、園児と引き換えに自主的に身代わりになってくれる主婦と、政財界の有名人を数人指名した。そして、指名された有名人、および主婦1名が身代わりの人質としてバスの前に並んだ。バスのドアが開き、人質達が入っていく。老人は最後に、ディズニーランドに行きたいという園児達の夢をかなえるため、旅行会社の社員と話していた。すると突然、バスが動きだす……(第6話)。▼それは、若い男が園児達を降ろせば自分達が逮捕されることを危惧して、降ろさせないように発車させたのだ。しかし、このままではマスコミや一般大衆が許さないだろうという主婦の言葉に反論できない。主婦に責められて逆上した若い男は、再びバスを発車させようとするが、老人は男に包丁を突き付けてこれを止めるのだった(第7話)。▼老人達がもめている隙に主婦として乗り込んだ婦警の百田は彼らを押さえ込もうとした。それを見た警察官達がバスに突入しようとするが、高校生の機転で再びバスが動き始める。警察の追跡を逃れるため手に入れたばかりの大金をばらまく高校生。しかし、行く先には機動隊によってバリケードが作られていた(最終話)。

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