私立男塾(4)

鍋島藩の学問所・私立男塾。下級武士の子・宮本大気は、男塾の1年生だ。エゲレスから来た医師・ハリスに感化を受け、新しい日本人として成長していく大気。鉄心の作った「飛行機」で見事、日本人初の飛行に成功する。しかし着地に失敗、海上に落下。何と黒船に救助され、藩との橋渡し役を頼まれてしまう。自称「商人」であるエゲレス人たちは、言葉巧みに大気を説得し、日本に上陸、鍋島藩・藩主に謁見する。そこで船長・ゴードンは銃、そして大砲の購入を強引に押しつけてくる。一門で金百貫。将軍様も倒せる新兵器…御城代は決断まで一日の猶予を求めた。「大砲も文明の利器でしょうが、所詮は殺人兵器…大人はバカなモノを欲しがりますね」。鉄心の言葉が大気の胸に突き刺さる……。幕末の日本が変わろうともがいていた時代に繰り広げられる、熱き男たちの物語! 第4巻(全8巻)!

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