将太の寿司 全国大会編(12)

新人寿司職人コンクール全国大会・決勝戦は、九州全県を回り、各県の勝負で一つずつ星を取り合うというスケールの大きいもの。第1課題では、佐治が星をゲット。続く第2課題の駅弁勝負では、僅差で将太が星を得た。そして、第3課題を迎えた将太たち。大分県下で獲れた魚を使って最高の寿司を握るという課題の勝負。だがそれは、広さ100m四方の海域を指定し自ら材料の魚を獲りにいくという、超難題であった……!!

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  • 将太の寿司 全国大会編(1)

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    関口将太は、東京の名店・鳳寿司で働く新人寿司職人。故郷小樽で父が営む寿司店を手助けする為、日夜、修行に励み、新人寿司職人の登竜門「新人寿司職人コンクール」で優勝、全国大会への進出を決めていた。そして今、日本一の寿司職人を決めるべく、選ばれた職人たちが房総半島南端の庖丁塚に集結。新人寿司職人コンクール全国大会が、ここに開始される────!! 難問続きの課題に将太、大年寺、そして佐治安人はどう挑む!?
  • 将太の寿司 全国大会編(2)

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    シャリの選択を誤り、第2課題で0点をとってしまった将太。しかも、第3課題で満点の10点を取らなければ、1回戦敗退となる窮地に追い込まれる。運命を分ける第3課題は、マグロ。気を取り直し満点を狙う将太だが、今までの総合点の低さから割り当てられたのは、スジばかりの赤身だけ!! 最上級のマグロ部位を手に入れた強敵たちを向こうにまわし、将太はこのネタで挽回できるのか!? ライバル愕然、起死回生の必殺技とは!
  • 将太の寿司 全国大会編(3)

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    小樽時代からの将太の宿敵・笹木剛志。大手寿司チェーン店「笹寿司」の御曹司である。そして、新人寿司職人コンクール全国大会の2回戦で、その笹寿司四包丁の1人“鋼(はがね)の精二郎”と対決することになった将太。――――2回戦は3番勝負。和歌山県勝浦漁港での「マグロ尽くし」が課題。マグロの見立てと包丁捌きが明暗を分ける。果たして将太の“無想の包丁”は、精二郎の秘包丁“カマイタチ”を封じ込められるのか!?
  • 将太の寿司 全国大会編(4)

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    和歌山県勝浦漁港で熱戦が繰り広げられている新人寿司職人コンクール全国大会。第1課題の「マグロ尽くし」、第2課題の「クジラ寿司」を終え、1勝1敗と引き分けた将太と叶崎(かのうざき)。勝負を決める第3課題の素材は“エビ”! 南紀で獲れる全てのエビが対象なだけに、問題の隠された意味に大いに頭を悩ませる将太。取り敢えず漁港へ向かうが、そこには、中学時代から将太を敵視する笹木剛志の黒い陰謀が待ち受けて…!?
  • 将太の寿司 全国大会編(5)

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    将太の店に、超人的な握りの技術と天才的な料理のカンを持つ、伝説の寿司職人が現れた。一切弟子を取らなかったと言われる一匹狼のその男が、ただ一人鍛え抜いたという若者を連れて。その若者こそ、“神の右手”を持つと言われる新潟代表・月岡アキラ。ベスト8進出を懸けた第3回戦の将太の対戦相手だった! 課題は、繊細さが求められる「白魚の握り」。微妙な差異も掌で感知できるアキラの神業に、将太は対抗できるのか……!?
  • 将太の寿司 全国大会編(6)

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    先にコンクール全国大会第4回戦進出を決めた将太との約束を果たすべく、第3回戦突破を目指す寿司職人・大年寺三郎太。大年寺の対戦相手は、強敵・笹寿司四包丁の1人、武市。そして勝負課題は、なんと“外国人向けの寿司”! フォアグラをはじめとする世界3大珍味を使った武市の寿司に対し、一見ソーセージのような大年寺の食材に、外国人達はそっぽを向いてしまうのだが……。大年寺、秘策の絶品ネタとは────!?
  • 将太の寿司 全国大会編(7)

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    兵庫県明石市で行われる新人寿司職人コンクール全国大会・第4回戦。勝利すれば決勝進出の戦いだが、将太の対戦相手は、負け知らずの大年寺三郎太。ましてや、どちらか1人が2つの課題に続けて勝つまで、勝負は永遠に続くという過酷なルール! 第1課題を落とし、後がない将太は、第2課題に鯛尽くしで挑む。が、将太の握りには、得体の知れない真っ黒い寿司が……!! 最高の評価を受けた大年寺の寿司に、将太は勝てるのか!?
  • 将太の寿司 全国大会編(8)

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    新人寿司職人コンクール全国大会・準決勝。第5課題で王手をかけた将太は、“トロロ尽くし”で強敵・大年寺に勝負を挑む。見事、大年寺を打ち破れるのか────!? そして、激闘までのつかの間、いつもと変わらぬ寿司修行を続ける将太の元に、一人の少女が訪ねて来た。「おじいちゃんのために想い出のカマボコの寿司を作ってほしい」と、涙ながらに頼む少女。果たして、何の手がかりもない寿司を、将太は再現できるのか!?
  • 将太の寿司 全国大会編(9)

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    かつて鳳寿司で、将太の先輩職人だった佐治安人(さじあんと)。彼も将太と戦う為、新人寿司職人コンクール全国大会に出場していた。秋田で笹寿司四包丁の1人と準決勝対戦中の佐治の元を、鳳寿司・親方の計らいにより訪れた将太。そのやつれ果てた姿を心配する将太をよそに、1勝1敗の両者痛み分けの中、佐治の決勝進出をかけた闘いが始まる――。運命の第3課題、佐治が握ったネタは、なんと黒ずんだ甘エビだった……!?
  • 将太の寿司 全国大会編(10)

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    決勝戦の対戦相手は、笹寿司の寿司職人・切島傀。魚の鮮度を保つ“針麻酔”という高等技術を持つ“傷の男”────。将太は、準決勝で切島に敗れた好敵手・坂田の無念を晴らすべく、打倒・切島を誓う。旬の魚がいつでも手に入る“針麻酔”への対抗策を求め、将太の試行錯誤の日々が続く。ある時、立ち寄ったブラジル料理店で、将太は店の老婦人に「30年前に食べたサバ寿司」の再現を頼まれる。そこに打倒・切島のカギが……!?
  • 将太の寿司 全国大会編(11)

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    ついに福岡県博多市で全国大会・決勝戦の幕が上がった! 関口将太、佐治安人、切島傀、そして福岡代表の高田早苗の4人による熾烈な戦いの行方は……? 第1課題は、審査委員長・岩崎民次翁が握った“奇跡の寿司”の再現。それは一見、普通の白身の握りだが、一口食せば、魚と酢飯、全ての旨味が一体となって完璧な小宇宙を造り出す、まさに奇跡の寿司。果たして、“幻の魚”と称されるネタを将太は探し出せるのか……!?
  • 将太の寿司 全国大会編(12)

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    新人寿司職人コンクール全国大会・決勝戦は、九州全県を回り、各県の勝負で一つずつ星を取り合うというスケールの大きいもの。第1課題では、佐治が星をゲット。続く第2課題の駅弁勝負では、僅差で将太が星を得た。そして、第3課題を迎えた将太たち。大分県下で獲れた魚を使って最高の寿司を握るという課題の勝負。だがそれは、広さ100m四方の海域を指定し自ら材料の魚を獲りにいくという、超難題であった……!!
  • 将太の寿司 全国大会編(13)

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    全国大会・決勝戦は、九州全県を回り、各県の勝負で一つずつ星を取り合うというスケールの大きいもの。第3課題を切島傀の圧倒的勝利で終え、続く第4課題は宮崎県・高千穂での“ちらし寿司”対決! 引いたカードの色の寿司を作るという“色競(くら)べ”で、最悪な“黒”に当たった将太。果たして、どんな寿司を作るのか……!? 一方、他の3人にリードを許す“黄”の高田早苗は、この勝負に並々ならぬ闘志を燃やしていた!
  • 将太の寿司 全国大会編(14)

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    全国大会・決勝戦は、九州全県を回り、各県の勝負で一つずつ星を取り合うというもの。第5戦、切島傀とのマッチレースに、将太は“神の魚”シロシブダイを使って挑む! 続く第6課題“未知なるエビの握り”を制するのは? レースが混迷を深める中、第7戦。課題は、人間国宝・有津柿太郎作の器を使って行う寿司の盛り込み。しかも今回は、巻き物限定という超難題! その上、将太が使うはずの皿が何者かの手で割られてしまい!?
  • 将太の寿司 全国大会編(15)

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    新人寿司職人コンクール全国大会・決勝戦、第7戦の“盛り込み寿司”勝負を制し、最終対決戦への勝ち抜けを決めるのは……? そして、残りも長崎県の1戦のみとなり、いよいよ九州大会決勝戦も大詰め! 豪華客船内の厨房で出された課題は“一人前の寿司”。しかも、外国人の審査員も加わるという。――――奥の手を出して優位に立つ切島傀に対し、“マグロ尽くし”での勝負を決意する将太。活路は見出せるか……!?
  • 将太の寿司 全国大会編(16)

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    父と誓った“人を幸せにする寿司”を体現し、強敵・切島を倒した将太。これで、全国大会・最終対決に駒を進めたのは、将太と佐治の二人に決定! 最終決戦を控え、修行に励む将太だが、修行先である名店「鳳寿司」を閉めると、親方の爆弾発言が……! 消えゆく鳳寿司最後の代表として、将太は勝利を誓い、基礎技術の向上に励む。一方、対戦相手の佐治は、奥深い京都の伝統に挑んでいた。それぞれが腕を磨き合い、対決の時は迫る!
  • 将太の寿司 全国大会編(17)

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    ついに全国大会・決勝戦の最終対決。しかし決戦を三日後に控えて将太の父が倒れる! 病床の父を気遣いながらも父の築いてきた道を未来へつなぐために将太は決勝会場へ!! 課題は一人前の握り寿司。ただし、材料の仕入れから始め、3時間後の試食に間に合わせなければならない。築地での仕入れにおける目利き勝負、そして調味の腕勝負……。絶対味覚を持つ佐治に勝機はあるのか!? 将太と佐治、日本一の栄冠はどちらの手に!?

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