初恋白書

「俺お前のこと結構好きだった」卒業アルバムに残る言葉の意味は――金髪でいつも傷だらけの問題児、内海(うつみ)。犬猿の仲だったけど、茉莉(まつり)はずっと内海に片想(かたおも)いしていた。卒業式の日、内海は卒アルに意味深なメッセージを残す。だけどその意味を聞けないまま、別々の高校へ進学し…そして2年ぶりにクラス会で再会。金髪だった髪を黒く染めて昔とは雰囲気が変わった内海にドキドキしてしまう茉莉だけど、変わったのは外見だけではなくて…!?『夏色メモリアル』ほか、ほろ苦くて切ない初恋を3編収録。吉永ゆう短編集!

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