空と海のあいだ

昭和18年、戦時下の信州は長野が舞台。家庭の事情で16歳で一度もあったことがない一臣のところに、東京から嫁がされた美津子だったが、一臣に温かく迎え入れられ、やがて初めて人を愛することに。愛の溢れる結婚生活をスタートさせるが、戦況が悪化。そして、教師の一臣の下にもついに赤紙が届いた…。平成10~12年に週刊マーガレットで人気連載された、当時としては異色の太平洋戦争を舞台にした松尾しよりの初期の代表作の復刊文庫第1弾!

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