「呪いの子」と虐げられた令嬢は氷の伯爵に溺愛される(単話版)第13話
ボロボロだった私がエリート伯爵さまから求婚されています!? 「新月の夜、0時ちょうどに生まれた子は18歳まで生きられない」そんな言い伝えがある世界で、ちょうどその瞬間に生まれてしまった男爵家の令嬢・ミセリア。「呪いの子」と呼ばれ家族から虐げられていたが、ある日突然、冷酷無慈悲と噂の「氷の伯爵」グラウィスから結婚を申し込まれて――!? 心優しき虐げられ令嬢×訳あり冷徹伯爵、結婚からはじまるNEWシンデレラ・ラブストーリー。(C)筒井美雪/フレックスコミックス
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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「新月の0時に生まれた子は18歳まで生きられない」という言い伝えがあり、そんな言い伝えどおりに生まれた子供を「呪いの子」と呼ぶ国で、まさに「呪いの子」としてフィーネ男爵家に生まれたミセリア。生まれつき病弱で、医者にかかっても原因はわからず、第2子である妹のアウラが生まれると呪いをうつさないように納屋へ隔離され、いつもひとりで本を読むか掃除をするか…という生活を強いられる。一方、アウラは明るく天真爛漫に育ち、たまに皆の目を盗んでは納屋まで花を持ってきて、ミセリアの17歳の誕生日の前日には納屋から出たことのなかった彼女を町へ連れ出す。町ではトラブルに巻き込まれたところを冷たそうだが綺麗な男性に助けられるが、まわりにいた人たちがひそひそと話すには、彼はグラヴィス=ノックスという伯爵家の跡継ぎで、容赦のない冷徹さで氷の伯爵と呼ばれているらしい。グラヴィスに礼を言うために名乗ったアウラの家名を聞いて、周囲は「呪いの子」が生まれた家ではないかと騒ぎ出したため、ミセリアは改めてグラヴィスに礼を言うと、アウラを連れて家に戻るが、その日のうちにグラヴィスはフィーネ家へやってきて、ミセリアに「私は『呪いの 子』を求めていたのだ」と結婚を申し込み、そのまま自分が住む別邸へ連れて行くのだった…グラヴィスはなぜ呪いの子を求めているのか。自分がグラヴィスに選ばれると思っていたアウラはこのまま黙っているのか。そしてミセリアは、本当にあと1年しか生きられないのか。
虐げられていた令嬢が溺愛されて幸せになるお話がジャンルとして大人気の昨今ですが、ハッピーエンドだとわかっていても、途中の山あり谷ありでハラハラさせられることも楽しみの1つですよね。この作品も、敵役にキーッとなったり、主人公2人のすれ違いにハラハラしたりするのですが、何と言ってもそのテンポがいいのです! 先が気になってどんどん読み進めてしまいます。ミセリアとグラヴィスが幸せになる(はずの)過程を見守ってください!
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