海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!

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  • 海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

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    男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!
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  • 海街diary 5 群青

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  • 海街diary 7 あの日の青空

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  • 海街diary 8 恋と巡礼

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    鎌倉を舞台に繰り広げられる四姉妹の物語、最新刊。 家のゴミ箱で見つけてしまった妊娠検査薬のことを誰にも相談できず、気持ちが落ち着かないすず。そんなとき、地蔵堂の軒下で眠っている千佳を見つけて、彼女の秘密も知ってしまい・・・。 姉達には隠したまま、千佳とある願掛けに出掛けるすずだが、そこで事件が・・・。 そして姉妹それぞれの恋が、大きく動き始めて!?
  • 海街diary 9 行ってくる

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    大ヒット☆鎌倉での四姉妹物語…ついに完結 春夏秋冬、いつもこの街にいた。いつも一緒だった。 そして―――すず、旅立ちの時… 浜田は千佳(ちか)と入籍し、エベレスト登山のために旅立った。 幸(さち)と佳乃(よしの)もそれぞれの恋が進展。 すずは中学生最後の夏が終わろうとしていることを実感する…。 すずが中学1年の夏、蝉時雨のやむ頃から始まった家族の物語、ついに完結! すず、そして弟・和樹の“その後”を描いた番外編「通り雨のあとに」も収録。

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メディア化情報

  • 映画化

    「海街diary」

    2015年6月13日公開
    出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆

スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

稲村ヶ崎、佐助稲荷、江ノ電のホーム…読むたびに潮の匂いが蘇る。鎌倉・湘南も吉田秋生さんも大好きな私にとって、まさに俺得な作品です。
29歳・22歳・19歳の姉妹と13歳の腹違いの“妹”が、父の死をきっかけに一緒に暮らすところから始まる物語。1995年発表の『ラヴァーズ・キス』と設定が一部リンクしているので、併せて読むのもおすすめです。
エピソードのそれぞれが、誰もがいつか直面する人生のワンシーンです。死にゆく人との向き合い方、実らぬ恋の終わらせ方、抗えない現実を受け入れる方法…と並べると深刻なようですが、吉田先生のタッチと相まって読後感はとても清々しいです。
モノローグの一つ一つが印象的で、中でも「死ぬために故郷へ帰ってきた人と 生きるために故郷を棄てようとする人 どちらもつらく悲しい」(2巻より)という一節は、ふるさとの意味を考えさせられます。それでも鎌倉は山も海もただ静かに在って、人々を見守り見送る街として描かれています。読めばきっと鎌倉を歩きたくなりますよ。

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