書生葛木信二郎の日常 4

大正時代--帝都・東京の一角に、不思議と目立たない洋館・黒髭荘(くろひげそう)があった。そこは、小説家志望の書生・葛木信二郎を除く、すべての住人が妖怪という、奇妙な館で…?上野で開かれた「平和記念博覧会」会場で見せ物となっていた、人魚のミイラ。その人魚に不自然さを感じた信二郎は、人魚を救うべく忍びこむが、そこで信二郎を待っていたのは、陰陽師(おんみょうじ)を名乗るサマラとカルマ姉弟だった。謎めいたサマラたちの口から、何故か失踪中の信二郎の兄・悌一郎の名が…彼女たちと信二郎の接点とは? その兄の婚約者である猫又美女・操緒さんの暴走からも目が離せない、大正妖怪奇譚・第4集が登場!!

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