帯をギュッとね! 9
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5人の中学生が、昇段試験で黒帯をとった。粉川巧、同じ北中の杉、南中の斉藤、それに東中の三溝と宮崎だ。かつてのライバル同士が、意外な形で再会したのは、高校の入学式。しかも同じクラス。でも、この浜名湖高校には、柔道部がなかった。そこで彼らは、柔道部を自分たちで創部する。全員一年生の新生・浜名湖高柔道部がスタート!! -
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浜名湖高校・新柔道部は、粉川巧をはじめ、全員が一年生。しかも顧問は、柔道オンチの担任・倉田龍子先生。部員たちの同級生で、巧のガールフレンド・保奈美と、その親友・桜子をマネージャー役にむかえ、にぎやかにスタートした。他校との合同練習がおこなわれる中、かつて保奈美にホレていた佐鳴高校・石塚の挑発をうけ、全国柔道大会・地区予選に出場することに! -
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あこがれの全国柔道大会・地区予選に出場した、粉川巧と浜名湖高校柔道部員たち。というのも、かつて保奈美にホレていた佐鳴高校柔道部・石塚の挑戦をうけての参加だから、動機はいたって単純。佐鳴高校と対戦するまでは意地でも負けられない浜高に、強敵出現。こともあろうに一回戦で、昨年の準優勝校・赤石林業と当たってしまった! -
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因縁の佐鳴高校と対戦するまでは、何が何でも負けられない浜高は、思いもよらぬ力を発揮。試合を次々と勝ち進み、全員一年生の初出場校が、なんと準決勝に進出。相手は佐鳴高校。両校の必死の攻防のなか、ともに一勝三引き分けとなり、決勝進出をかけた代表戦にもつれこむ。代表となった巧と石塚が、ついに激突! -
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新生クラブの浜高柔道部が、春の高校柔道地区予選大会で、まさかの第3位に。とはいうものの負けは負け。そのくやしさを晴らすため、部員たちは珍しく特訓を開始。夏の合宿を終え、秋の大会、絶対優勝を目指す浜高の前に、新たなライバルが……。 -
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秋の柔道選手権大会・地区予選を目指し、県警の柔道師範・倉田の指導のもと、メキメキと腕を上げる浜名湖柔道部の5人。その実力を試すため、無謀にも二段への昇段審査に挑戦。が、意外や意外、杉、宮崎、三溝、斉藤と、いずれも文句なしの6人抜きで合格。そして、巧は……!? -
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二段への昇段試験で、ただ一人失敗した粉川巧は、初段のまま、秋の柔道選手権大会・地区予選に突入。一回戦、こともあろうに対戦相手は、前大会で勝てなかった佐鳴高。しかし、先鋒・巧がすさまじい活躍をみせる! -
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秋の柔道選手権大会・地区予選に出場した浜名湖高校の5人。一回戦では、巧の一人5人抜きの大快挙で圧勝。つづく二、三回戦も勝ち抜き、ついに準決勝に進出。相手は、巧の幼なじみ・堀内平八郎を擁する暁泉学園。はたして勝ち残るのは、恐るべき破壊力を持つ暁泉か、チームワーク(?)を誇る浜高か!? -
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高校柔道選手権大会・地区予選に出場した浜名湖高校の5人は、全員が一年生。といってもこの5人は、なかなかのクセ者揃い。ついには決勝進出を決めた。対戦相手は、超高校級選手・藤田を擁し、無敵といわれた三方ヶ原工業高校。だが、浜高は大善戦。勝負は巧と藤田の大将戦にもつれこみ……!? -
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地区予選最大の敵・三方ヶ原工業高を破った浜名湖高柔道部は、ついに全国大会に出場。念願の日本武道館での初試合に、燃えに燃えた5人だったが、一回戦で、前年三工に敗れた尚北高に敗退、あっさりと姿を消す。来年の春に雪辱を期す浜高柔道部の、新たなる挑戦の日々が始まる! -
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三工との練習試合で惨敗を喫し、まったく練習に気合が入らない浜高柔道部の面々。そこで一念発起。県警柔道部の猛者たちから特訓を受けることに。一方、桜子が新入部員の麻理ちゃんの練習相手として、柔道に本格的に取り組むことになる。そして、いよいよ、高校総体・個人戦が開始する。 -
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県警柔道部の特訓で力をつけた浜名湖高柔道部は、高校総体・地区予選男子個人戦に出場。浜高5人衆をはじめ、それぞれのライバルが順当に勝ち進むなか、いま軽中量級準決勝の時がきた。巧の相手は、暁泉の永田! -
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高校総体・地区予選男子個人戦の一週間後、女子個人戦が開始。48キロ以下級では、高校日本一の袴田さんや、浜高の一年生部員・麻理ちゃんが無類の強さを発揮し、ベスト4に進出。そしてもう一人、あの桜子までがオール一本勝ちで、ベスト4に……!!ついに袴田さんと桜子が、決勝進出を賭けて戦うときがきた! -
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高校総体・団体戦。地区予選はなく、ぶっつけ本番の県大会に出場した浜名湖高柔道部。県警・西久保の指導でメキメキと腕をあげた浜高は、大会初日、巧と杉の遅刻というアクシデントを乗りきり、まずベスト16に進出。むかえた二日目。ベスト4をめざし快進撃をつづける浜高だが……!? -
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いよいよ、高校総体・県個人戦が開始。女子個人戦では、柔道をはじめて2ヶ月ちょっとの桜子が大健闘。準決勝まで進出するも、赤磐高の別所さんに敗れてしまう。その敗北が麻理ちゃんを奮い立たせた!インターハイ出場へむけて、いま浜高柔道部の意地が炸裂!! -
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インターハイ出場権を賭けての県大会個人戦。好成績を残し、すべて順調な浜名湖柔道部といいたいところだが、斉藤のケガで、団体戦に赤信号がともる。インターハイまであと2ヶ月。ここは一年生・仲安と石野の奮起あるのみ。目標は日本一、浜高ガンバ!! -
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まちにまったインターハイが開幕。まずは男子団体戦。3校で予選をおこない、1校が決勝トーナメントへ進出できるというわけだ。浜高のブロックは、兵庫・教英と熊本・東名大二。いま教英高を相手に、浜高の先鋒・宮崎が、インターハイの初勝利をめざし、「はじめっ」の声を待つ!! -
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インターハイ・男子団体戦で、決勝トーナメント進出を決めた浜高。相手は、高校No.1の玉城を擁する優勝候補の沖縄尚北。春の高校選手権で尚北高に敗れている浜高にとり、雪辱を晴らす絶好のチャンス。だが、善戦むなしく先鋒・宮崎が、逆転の一本負け。そして今、次鋒・杉が、強敵から「技あり」をとり、場内騒然!! -
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インターハイ男子団体戦。予選リーグを勝ち上がった浜高柔道部は、決勝トーナメント1回戦で、優勝候補の沖縄尚北を破る大金星をあげ、ついにベスト8に進出する。波に乗る浜高の次なる相手は、超強豪・千駄谷学園。完治していない肩からテーピングをはずし、今、先鋒・斉藤が立つ!! -
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地方予選から数え、全国で3500校以上が戦った、夏のインターハイ男子団体戦も最高潮。強豪・沖縄尚北を破り、一躍注目を集めた浜名湖高校は、準々決勝で名門・千駄谷学園に挑んだ。巧が一矢報いるものの、団体での負けが決定。そして、インターハイは、それぞれの想いを秘め、体重別個人戦に突入した……。
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