「とらうま動物園」を訪れた改蔵は、パンダを見て「かわいいっ」と喜ぶ羽美らに「見た目にだまされるな!白くまや黒くまと同じように恐ろしいのだ!」と警鐘を鳴らす。中国では毎年何人もの人が野パンダに襲われているというのだ(本当の話らしい。パンダは肉食目)。すると、その話を聞いていた男が、「凶暴、カギつめ、肉食…」とつぶやきながらうっとりパンダを見つめ始めた。改蔵が何をしているのかとたずねたところじつは3度のめしより「“意外性”が好きな人間」なのだという…。
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幼なじみの羽美に公園の遊戯施設から突き飛ばされた事故以来、思い込みの激しい性格になってしまった勝改蔵。高校生となっても、そのエキセントリックな性格は治るどころか、ますますひどくなるばかり。そんな、ある日。勝改蔵が通う虎馬高校科学部の部員が運んでいた人体模型が窓から改蔵に向かって落ちてきた!この事故で人体模型に頭を直撃された改蔵は気を失い、科学部の部室に運び込まれる。いつまで経っても目を覚まさない改蔵を目覚めさせようと、部長のすずは低周波治療器を乳首に取り付け電気ショックを与えた!そのショックで飛び起きた改蔵は、白衣を着た部長のスズや部室にある薬品を見て、自分が改造人間にされたのだと勝手に思い込むのだった!!
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「オフィスラブがしたいんです!!」科特部の部室に来るなり叫ぶ改蔵だったが、いつものように羽美は全然相手にしない。そこへ「わかるぞ、勝くん!!」と言うなり、感動のあまり涙を流す人物が登場する。ナント、それは校長のヨシダだった。教師歴30余年のヨシダ校長は、常にオフィスラブをしたいと願っていたのだという。「校長なんて呼ばれるより、一度でいいから課長と呼ばれてみたい-!!」そんなかわいそうな校長に改蔵は「課長。」とささやく。その気になったヨシダ校長は部員に“オフィス行為以外禁止”を言い渡す。こうして科特部は、なぜか仮装オフィスと化すのだった……
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夏の朝。今日は大事な試合の日。海辺にある改蔵の家では、今朝も一緒に暮らす許嫁(いいなずけ)のすずが改蔵を起こしていた。そんなすずを見て「あらあら、まるで世話焼き女房ね」とひやかす、すずの姉。そのナイスボディーっぷりに改蔵は朝っぱらから鼻血がタラーッ……。というのはぜ~~んぶ嘘!連載時、巻頭カラーで、しかもその週『コナン』がお休みだったため、登場人物一同舞い上がり、一気に読者の人気をかっさらおうと「許嫁」「女人いっぱい」「ひとつ屋根の下」「おっぱいポロン」という人気取りのキーワードをてんこ盛りにしてしまったのだ。改蔵とすずは一緒に暮らしてなんかないし、許嫁でもない。もちろん試合なんてないし、とらうま町は海に1ミリたりとも面していない。そんなわけで、今回のテーマは「人に気に入られたくて自分を曲げたことありますか?」だ!
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