半妖様の花嫁~いけにえ娘は奥深くまで寵愛される~4

「もうやめてはやれないぞ。お前は俺の妻だ。離さない…」
――年頃の娘を神様に嫁入りさせれば雨が降る――という言い伝えのある村。身寄りのない千代(ちよ)は雨乞いのため、《嫁》という名の生贄として山の祭壇に捧げられてしまう。
彼女を迎えたのは栗花落涼(つゆりすず)と名乗る狐面の男だった。
神と呼ばれる涼の正体は半人半妖。嫁など欲したことはないし雨を降らせることもできない、と涼は冷たく千代を拒む。
「とにかく村に雨が降るまでおそばを離れるわけにはいきません」と健気な決意をみせる千代。
しかし涼は「そう言い張る娘はこれまでいないでもなかった。だが、俺の仮面の下を見ても逃げ出さなかった者は、百年間でひとりもいない」と冷笑する。
そして彼がお面をはずすと、そこには――
「――妻になるとはこういうことだ。おまえはこんな俺に抱かれる。恐ろしくはないのか?」
孤独な透明人間と、心優しい娘が、夫婦(めおと)になって甘い愛を育む物語。

クレジットカードで月額コース契約すると1ヶ月目無料

※契約月に解約された場合は適用されません。

  • 購入 4巻配信中
  • 購入 話配信はありません

今すぐ全巻購入する

カートに全巻入れる

※未発売の作品は購入できません

  • 購入 4巻配信中
  • 購入 話配信はありません

半妖様の花嫁~いけにえ娘は奥深くまで寵愛される~の関連漫画

作者のこれもおすすめ