【分冊版】きみは尻尾を隠せない 4.2

会うたびに椿から告白されることが定番になっていた柊護。
2人の季節はめぐり夏が訪れていた。
柊護の仕事が重なり、一緒に花火大会に行けなくなった2人は自分達だけの花火大会を開催することに!
スーパーでお惣菜や手持ち花火を買い、土手を歩いていると椿が足をすべらせて盛大に転んでしまう。
手を貸そうとした柊護も一緒に崩れ落ち、起き上がろうとするも2人の口が思いがけずにぶつかってしまいーー。
「俺、今日は帰りますーー」

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