二千年夜の朝に 4話

【気弱な大学生×高飛車なランプの精】が織りなす
時を超えるアラビアン・ロマンス、第4話!

ラミウと駿馬が出会う数百年前のこと。
願いを叶えるランプの精として多くの主人を巡るなかで、
ラミウは強欲に飲まれていく人間達の愚かさに辟易していた。

そんな時に出会った新たな主人・サーディクの願いはたった一つ、
「腹いっぱい飯を食うこと」だった。
多くを望まず、弱きを助け強きをくじくサーディクの姿は
これまでの主人たちとは全く違っており
ラミウは今までにない、新たな感情が自らに生まれ始めているのを感じていた…。

ついに駿馬の前世・サーディクと過ごした
温かくも切ない日々が明かされる…!

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