DEAR BOYS ACT 3(12)

哀川(あいかわ)を完全に他のメンバーから分断、孤立させる天童寺(てんどうじ)。なすすべを見失い混乱の中にある哀川を救うべく、藤原(ふじわら)・三浦(みうら)・石井(いしい)・高階(たかしな)が包囲網のわずかな隙から抜け出ようともがき続けていた時、天童寺にわずかな綻びが……そして! 混迷の決勝戦第2Q(クォーター)!

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  • DEAR BOYS ACT 3(1)

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    瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)、宿命の鎖でつながれた2つのチームは、インターハイ準決勝で3度目の激突を果たした!! そして、頂上で待つは王者・天童寺(てんどうじ)――。瑞穂悲願の全国制覇まであと2試合、道は切り拓かれるか、閉ざされるか!? 堂々の新章スタート!
  • DEAR BOYS ACT 3(2)

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    試合は序盤から拘泥かつ混迷の様相を呈する。ルールを隅から隅まで利用し、洗練とは遠い威圧感で圧してくる成田中央(なりたちゅうおう)は、「勝つことがすべて」という下條(しもじょう)イズムを体現するプレイで瑞穂(みずほ)を攻め立てる。瑞穂の策は!? 客席から見つめる湘南大相模(しょうなんだいさがみ)、嘉手納西(かでなにし)、そして決勝戦で待つ天童寺(てんどうじ)はこの試合をどう見る──。
  • DEAR BOYS ACT 3(3)

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    インターハイ準決勝第2試合、瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)。瑞穂は3ポイントシュートを一本も打てぬまま第1Q(クォーター)終了となった。成田のフィジカルコンタクトにじわじわと体力を削られていく瑞穂は、第2Q中盤メンバーチェンジの策に出た。入れ替わったのは誰と誰……?
  • DEAR BOYS ACT 3(4)

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    インターハイ準決勝第2試合、瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)。第2クォーター終盤で榎本(えのもと)との交替を告げられた石井(いしい)。ここに瑞穂バスケ部再始動以来初の「石井努がコートにいない試合」が始まった。がむしゃらさでコートをかきまわす榎本は突破口を切り開くことができるのか? そして初めてベンチから本番の試合を観る石井は、今まで見えていなかった様々なことに気付く……。準決勝第2試合いよいよ後半戦!
  • DEAR BOYS ACT 3(5)

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    瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)、白熱のインターハイ準決勝戦は第3クォーター! 哀川(あいかわ)の3ポイントシュートに対し、森山(もりやま)は新人戦関東大会で瑞穂を完全に挫かせたプレイを再現し、精神的なゆさぶりをかける。一気に勝負をかけてきた成田に、瑞穂は「切り札」を出さざるを得なくなり……。
  • DEAR BOYS ACT 3(6)

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    インターハイ準決勝、瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)戦!第3クォーター終盤にさしかかったところで三浦(みうら)の3ポイントシュートが決まり点差をつめるかに見えたところで石井(いしい)のファールがかさみ始める。決意のインターバルを挟みいよいよ最後の第4クォーターへ……。決勝で待つ天童寺(てんどうじ)と戦うのはどっちだ!
  • DEAR BOYS ACT 3(7)

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    インターハイ準決勝第2試合、瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)戦はついに第4クォーター。4ファールとなった石井(いしい)は、“背水の陣”という覚悟がそうさせたのか、かつてないほどの冷静さを獲得しながら鬼神の如き活躍を見せ、藤原(ふじわら)のあのキラーパスにまで対応してみせる。だが、“その時”は無情にも訪れた……。
  • DEAR BOYS ACT 3(8)

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    インターハイ準決勝第2試合、瑞穂(みずほ)対成田中央(なりたちゅうおう)戦第4クォーター。65点の同点、残り3分7秒。玉置(たまき)のプッシングからのトウヤの4ポイントプレイ決まれば瑞穂に何度目かの逆転のチャンスが訪れるが、果たして……。そして、この試合の果てに、両チームはなにを見るのか!宿命の瑞穂と成田中央、3度目の戦いについに終止符が!
  • DEAR BOYS ACT 3(9)

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    瑞穂(みずほ)、インターハイ決勝進出。ついに王者・天童寺(てんどうじ)との対戦が実現することになった。因縁の敵・下條(しもじょう)率いる成田中央(なりたちゅうおう)を倒した藤原(ふじわら)たち、自分たちのもとを去った仲間と意外な形で向かい合うことになった天童寺メンバー、そしてかつてのチームメイト、コーチである兄、監督である父と戦う哀川(あいかわ)--それぞれの想いが溶け込む“運命の日”の前夜。
  • DEAR BOYS ACT 3(10)

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    インターハイ全国大会決勝戦、開幕!! ついに瑞穂(みずほ)が全国の頂点を争う日が来た。相手はかつて哀川(あいかわ)がキャプテンを務めていた天童寺(てんどうじ)……そして哀川の父が監督を、兄がコーチを務めているチームでもある。数々の苦闘をくぐり抜け育んだチームの絆が哀川を支える。すべての思いをぶつけ、今宿命の瑞穂対天童寺の試合が始まる……!
  • DEAR BOYS ACT 3(11)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)は第2Q(クォーター)。天童寺は哀川(あいかわ)を狙い他のメンバーと連携がとれないよう完全に分断する策に出た。剣武蔵(つるぎ・むさし)は言う、「誰一人として納得してねえってことだよ」。天童寺の哀川へのわだかまりが今剥き出しとなった! 1年間の己の成長とプライドをかけて立ち向かう哀川、そして、そんな哀川のために瑞穂メンバーは!?
  • DEAR BOYS ACT 3(12)

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    哀川(あいかわ)を完全に他のメンバーから分断、孤立させる天童寺(てんどうじ)。なすすべを見失い混乱の中にある哀川を救うべく、藤原(ふじわら)・三浦(みうら)・石井(いしい)・高階(たかしな)が包囲網のわずかな隙から抜け出ようともがき続けていた時、天童寺にわずかな綻びが……そして! 混迷の決勝戦第2Q(クォーター)!
  • DEAR BOYS ACT 3(13)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)。第2Q終了直前にそれは起きた。この運命の一戦、すべての鍵である哀川和彦(あいかわ・かずひこ)負傷! ギャラリーが、ライバルが、そして天童寺が、エースの去就に刮目する……。瑞穂が出した結論は!?
  • DEAR BOYS ACT 3(14)

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    エース不在。その機こそ本当の力を証明する時――。インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)。第2Q終了直前に右肩を負傷した哀川(あいかわ)をベンチに下げ、後半戦はスタートした。初めて哀川抜きで戦う瑞穂……しかし、仲間を想う気持ちはより一層の闘志を燃え上がらせる。かつてない逆境こそが、瑞穂最大のターニングポイントとなるのか!?
  • DEAR BOYS ACT 3(15)

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    インターハイ決勝戦、第3Q(クォーター)。足への負担が大きくなった三浦(みうら)にかわりコートに戻ったのは右肩の負傷を抱えたままの哀川(あいかわ)。だが北沢(きたざわ)に競り勝ち、痛みをこらえ右手で放ったシュートを決める。緻密さを失ったかわりに激しさが宿った哀川に、瑞穂(みずほ)の士気は上がり、天童寺(てんどうじ)もこれまでにない哀川に刺激されたエース如月(きさらぎ)が咆哮のシュートを叩き込む。……瑞穂は点差を縮めることができるのか?
  • DEAR BOYS ACT 3(16)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂対天童寺。哀川は右肩を負傷したまま第3Qでコートに復帰し、瑞穂は第3Q終盤には点差を1ケタ台にまで詰めるほどに。王者のプライドにかけ再び引き離しにかかる天童寺だが、哀川の気迫に触発された瑞穂メンバーは気持ちでは一歩もひかず、第3Q終了。波瀾のインターバルを経て、いよいよ運命の第4Qに突入……。
  • DEAR BOYS ACT 3(17)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)。第4クォーター残り7分――4点差を追う瑞穂だが、チームファールは4つ、高階(たかしな)の個人ファールも4つとなってしまうのだった。高校No.1ポイントガード・沢登(さわのぼり)の策により、ルールの網に絡め取られてしまった瑞穂。天童寺のエース・如月(きさらぎ)のマッチアップに高階は体を張るしかない。しかし、ファール5つ目となれば退場に……。瑞穂がとった選択とは!?
  • DEAR BOYS ACT 3(18)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)。第4クォーター残り4分19秒――藤原(ふじわら)のパスカットから哀川(あいかわ)のシュートで、ついに2点差まで追いついた瑞穂。さらに北沢(きたざわ)のファールにより、瑞穂に『ワンスロー』のチャンスが! 今大会初となるタイムアウトをとった天童寺。エース・如月(きさらぎ)の交代を指示する監督に対し、沢登(さわのぼり)は如月の必要性を説き、チームを一つにまとめようとするのだった。一方、2点差を追う瑞穂が選んだ新たな作戦とは!?
  • DEAR BOYS ACT 3(19)

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    インターハイ決勝戦、瑞穂(みずほ)対天童寺(てんどうじ)。第4クォーター残り1分を切り、榎本(えのもと)に代わり出場した高階(たかしな)の3Pシュートで、1点差まで詰めよった瑞穂だが、一瞬の隙を突かれて沢登(さわのぼり)にシュートを決められる。3点差を追う苦しい展開の中、哀川(あいかわ)に全てを託すもシュートはリングの外へ。しかし、落としたシュートを自ら決めた哀川に如月(きさらぎ)がファール。残り時間0で71対72、瑞穂にフリースローのチャンス。決着か延長か、この一投に!
  • DEAR BOYS ACT 3(20)

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    インターハイ決勝戦は40分間の死闘を経て、瑞穂(みずほ)と天童寺(てんどうじ)共に譲らず、72対72の同点に。試合は5分間の『延長戦』へ突入した。両チームの体力が限界へと近づく中、天童寺・如月(きらさぎ)のシュートで5点差まで広げられ、窮地に立たされた瑞穂。しかし、哀川(あいかわ)のレイアップシュートに対し、北沢(きたざわ)がまさかの反則! 5ファールで、退場となってしまう。瑞穂76対天童寺79、残り時間が3分を切る中、瑞穂に絶好のチャンスが!!

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