INC~怨恨の緋~04
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7年前に発見された人格細胞に寄生された人間はINC(インク)と呼ばれ、寄生元の人物らしからぬ行動を取ることが多く、また危険な思考を持ち、殺人などの残虐な行動をすると言われている。高校生の雀斗(サクト)は、そんなINCのニュースに気を病みつつも、平和な日常を過ごしていた。いつものように友人と下校し、コンビニに寄って自宅に帰るとそこには… -
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学校から帰ると無残にも殺された家族と、その横に立つ同級生の飛騨の姿が。しかしいつもの飛騨の姿ではなく、まるで別人…飛騨こそがINCであった。呆然と立ち尽くす雀斗に構わず、飛騨は淡々と語りだす。なぜ自分がここにいるのか、なぜ雀斗の家族を手にかけたのか… -
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マサ達の店に慣れてきた雀斗。寄生主のマサからINCで良かった点を聞き、平和に過ごす。買い物を頼まれた帰り道、情報屋と名乗る女に声を掛けられ騙されて殺されそうになるところをINCである虎春に助けられる。情報屋の女はトヨクニというINC狩りの団体の一人だった。一旦、虎春と共にマサ達の店に戻ることに… -
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襲われた雀斗達はバーに戻る。セレイヤに心配されつつ、トヨクニに襲われたことを話す。両親の話から、親友に襲われた時の話をして雀斗は自分なりの復讐をすることを決意、セレイヤたちと共に特訓をすることになる。 -
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地下で訓練をする雀斗と虎春、途中マサが中断するように話始める。虎春が頼んでいた掃除屋が内通者で、INC特捜課にバーの場所がばれていた。バー前に特捜課が押しかけ地下通路から逃げようとするがすでに掃除屋が通路で待ち伏せをしていた。そして、掃除屋はマサと昔の知り合いだった… -
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三蓼とマサは過去同じ部隊の所属。三蓼はINCへの偏見が激しく、マサはINCとの戦いの中、部下であった三蓼に撃たれるが、セレイヤが三蓼のわき腹にかみつき反撃をする。三蓼はわき腹をかまれたことによりINCの内臓を移植され、さらに恨みを持ち続け復讐しにきた。マサは優しい性格のせいで三蓼に敗れてしまう… -
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マサに言われた場所に到着した雀斗達。爺さんに人に戻る方法があると言われそれぞれどうするのか考える。戻りたい理由、戻らない理由、雀斗は… -
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穏やかな日常を送っていた雀斗たち。普通を噛みしめ眠りにつくと、蒼音の人核・ミヅチが動き始め、蛇の息子たちが現れる。危険を察知した虎春・雀斗の人格と対立しそうになるが、そらに三蓼が現れ、ミヅチに攻撃をする… -
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三蓼がミヅチの首に撃ったのは雀斗の両親が勤めていた国立医薬品研究所開発室が開発した脳に寄生した人核を破壊する新薬だった。動揺する雀斗に更に虎春が其処の被検体だったことをばらす。ミヅチと蒼音を救うため、ミヅチの息子は雀斗に一時的にミヅチを寄生させる事を提案するが… -
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ミヅチは寄生した三蓼の記憶を手繰ると、三蓼を神社に仕向けたのは雀斗の家族の敵、玄だった。玄という名前を聞いて驚く虎春。そして、何処かへ行くというミヅチと息子の蛇達を見送り、蒼音の元に急いで戻ると爺さんが蒼音の元にいた… -
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研究所時代の記憶…薬品を打たれて人核の自我を失った子供の頃の虎春と人核を吸収し身体能力の強化と外見が変化した玄。自分を処分すると所長である雀斗の父の声を聞き、脱走。しかし身体能力が上がった玄にボロボロの虎春はついて行けず… -
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瀕死の雀斗に、紅の細胞が話しかける。紅はちからを全部使い、雀斗との会話はできなくなるが、雀斗の左腕なることを選択する。雀斗も最後の力をふり絞って…
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