女系家族に跪く(2)
「そう受け入れてしまえば…惨めな自分を受け入れてしまえば」あの出来事から3週間後。教師としての立場、ドМ変態男としての立場に揺らぐ公原は、謝罪のためという体裁でご主人様(理世)のもとへ。待っていたのは全身性感帯の変態としての自分。もはや教師としてのタガが外れた公原はこの日も理世に刺激を与えられ、快楽に導かれ、絶頂に追い込まれる、自らが欲して。公原のまだどこかにある教師というプライドを砕くよう理世が仕向けたのは、娘であり公原の教え子である「優」の存在であった。
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