どこにもいけない僕たちは、

第7話 3

「気づいたら必死に生きていて、息をするのに精一杯だった」 海水(うみ)は8歳の頃に母親に捨てられ、弟とふたり暮らしをしている18歳。職場の教習所と自宅とを行き来するだけの生活を送っていたが、そんな海水にハンカチを差し出してくれた要(よう)と出会い、少しずつ海水の世界が変わり始め…残酷な現実の中に希望を見つけ出していくラブストーリー。※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」の原作賞に選出された『海を知らない人魚』のコミカライズです

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