とらぶるHOME~義理の母と妹は恋敵~(ゲームブック)
放課後の補修授業。成績急降下中の主人公『岩屋 勝』は嘆息する。主人公が、現在直面しているのは、成績低下に伴う留年の危機。にも関わらず、一向にやる気の無いまま補習に参加している状態だった。その様子を見つめる一つの視線。それは補習を受け持つ女教師『岩屋 澄香』から。彼女は主人公の義理の母でもあった。主人公の父親と再婚し、その父親が亡くなってからは女手一つで主人公を育てている。澄香は日毎に大人の男へと成長してゆく義理の息子を見詰めつつ、留年をさせるわけにはいかないとマンツーマンの個別授業を始める事を決意する。「明日からは、私が勝さんの勉強を見ますから」きっぱりと宣告するような澄香の言葉。「えぇ~~!?」勝に代わって驚きの声を上げたのは主人公の幼馴染である『岩屋 倫』であった。彼女は澄香の前の夫の間に生まれた娘であり、今や主人公にとっては義理の妹となっている。倫が思わず驚きの声を上げてしまった原因は――(勝をママに取られちゃう!!)という直感であった。否、直感だけではない。主人公が幼い頃、澄香に憧れにも似た感情を抱いていたのを倫は知っている。その澄香が主人公の父親と結婚したときの落ち込みようも。学校でも魅力的な教師として生徒から抜群の人気を誇る澄香。その母親を誇らしく思う一方で、大好きな主人公を母親に取られてしまうかもしれない。そんな焦りを抱く倫は、自分もまた主人公の勉強を見ると言い出す。(ママには負けないもん!!)女の勘が倫を突き動かす。“ママと主人公を二人きりにしてはいけない”と。そして自分の存在を主人公にもっと感じてもらいたいという思いが倫の背中を押す。“一線”を超えた行動へと。こうして無意識に構築された“絶妙な三角関係”がほころび始める――勉強を見るという事をキッカケに、母と娘の主人公争奪戦が勃発しようとしていた……!!
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