美しいきみ、月の華

後編(2)

二和寺の稚児である平経正(たいらのつねまさ)は皇族でありながら、俊才に恵まれていた。彼に仕える行慶(ぎょうけい)はこの才能溢れる若者の奔放さを持て余しつつも、その目に見つめられると心が乱れていくのを感じていた。共に過ごす内に、行慶は地位や才能に恵まれた経正が周りからの嫉妬や好奇の目に晒されることに不満を覚えてゆく…。そんなある日、経正がことのほか愛していた琵琶の銘器「青山」が突然消えて失くなってしまったと訴えてきて…!?日頃見せない、憔悴しきった様子で自分にすがる経正の姿に行慶は…。超歴史スペクタクル・ラブ!

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