大作と工作

197×年長野県松本市、1月1日1時1分に同時に産まれた赤ん坊がいた。大枝大作と田所工作である。父は共に工務店を経営する大工の棟梁だった。天真爛漫で群を抜いてわんぱくな大作に、大人しく人目に触れることの無い幼年期を送った工作は、陽の大作に陰の工作と呼ばれ、大作のほうが次第に大器ぶりを見せていく。だが小学3年生の2学期。工作の宿題で松本城を作った時、工作にも大器の片鱗が…。大工の棟梁を目指す二人の、熱血建築マンガ!

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