検索結果
キーワード:井出智香恵
-
完結
怨の溶ける魔法
話55 pt
「プロゴルファー桂木洋(かつらぎひろし)、複雑骨折」期待の選手の怪我の報道が流れた。彼の自宅近くに住むなぎさは、夫からその報道を聞かされると動揺の色を隠すことが出来なかった。彼女は7日前、酒を飲んだ状態で車を運転していた時に、誤って彼と接触事故を起こしていた。彼に脅され言われるがまま恥辱を受け続けた。これは償いなのだと心に決めて・・・家族も失い絶望にくれるなぎさは、無意識のうちに彼の家へ向かう。その時、ある光景を目にしたなぎさは彼の怪我の真相を知る!
-
完結
かぎりなく神に近い女
話55 pt
性相談を専門とする精神科医、霧子(キリコ)は華道の家元、裕士(ユウジ)の父にレイプされ、不感症になってしまう。しかし、運命の歯車はどこで狂ったのか霧子は裕士に愛されることで、性の快楽を取り戻す。 そんな二人の元に、ある女性がやってくる。「彼は私を愛している。しかし、神の如く昇天させてくれる女性を求め女漁りをやめない。」そう頭を抱える女性。果たして霧子と裕士は女性を救うことが出来るのか。 驚きの結末に、愛するとは何か、愛されるとは何か、そう考えさせられるエロミステリー。
-
完結
風花の巫子
話55 pt
司美也子(ツカサミヤコ)24歳は琴の名門司流の家元の娘。これまで二人の愛する男に死なれている。最初の男は美也子とこの婚約の10日後に車ごと海へ落ちて死んだ。二人目の男は結婚式の前日に酒に酔ってビルから転落死した。美也子は自分を呪われた女だと思い、男はもう愛さないと心に誓っていた。しかし、一徹で体面を重んじる美也子の父は勝手に弟子の一人金沢良(カナザワリョウ)と婚約させてしまったのだった。
-
完結
夏至の恋
話55 pt
3年前の初夏。彼は雨にうたれびしょ濡れのまま階段の下でうずくまっていた。彼の目があまりにも哀しげで、私は母性本能をくすぐられてしまった。私はその見知らぬ男を家に連れて帰りシャワーを浴びさせた。シャワーを終えた彼は当然のように私を抱いた。「名は司。それ以上は何も聞かないで。僕の愛はみんな君にあげるから…」司は私にそう囁いた。それから数日間私達はめまいがしそうなほど愛し合った。しかし…私が家に帰ると、家具も服もそして司もなにもかもなくなっていた。「3年後の夏に帰る。ごめん」そのメモだけを残して…。
-
完結
化生の懺悔
話55 pt
伏目がちの長いまつげ。濡れた口びる。そしていまどきめずらしいほどの純粋な女だった。たとえ周りが何と言おうと、どうしても僕のものにしたかった。僕はここS町で多くの事業を手がける財閥の一人息子だ。そして、僕がどうしようもなく惚れた女は森川葉留奈(ハルナ)という。二年前にいずこからながれてきてスナックで働いている。僕は両親がなんというおうと激しく葉留奈を愛してしまっていた…。
-
完結
敵同士だけど恋に落ちました~腹黒貴公子の策略~
話66 pt
敵対する家どうしなのに無理やり初めてを奪われてオトナの快感を教え込まれてもう、いい子の私には 戻れない―― 「きみの肌は手に吸いつくみたいだ」ダドリーの指が巧みにアリアの胸を弄ぶ。アリアとダドリーは、何百年もの間敵対し続ける名家の出身。敵同士のふたりが愛し合うことなど許されないのに、初めての出会いで少女のアリアは強く彼に惹かれた。18歳になった今、輝くような美青年となったダドリーと再会したアリア。再び胸がときめいたけれど、いきなり身をまかせることになるなんて…。ためらうアリアを気にもせずにダドリーが熱っぽくささやく。「これをきみの中に入れるからね」――初めての経験なのに、いきなりなのに、なぜ抗えないの…?
-
完結
神の誕生日
話55 pt
詩保子(シホコ)の夫はマスコミで人気のセックスドクター。現実に彼と遭遇する女たちが彼に抱くのは「好奇心」だ。夫や恋人のオソマツなセックスにフラストレーションぎみの女たちが彼にささやきかける言葉は「先生の言う最高のテクニックを私に試して」だ。詩保子は夫がそういう対象で見られることは承知で結婚したつもりだった。それでも、夕食を作り帰るか帰らないかかわからない夫を待っているとついつい「ホテルにしけこんで女体験をふやしているのではないか…」など、考え出しいつもジレンマに陥っていた…。
-
完結
カラダで応えて
話55 pt
ムガ・ムチュウから与えられる聖水。それは願いごとは何でも叶えてくれる不思議な水。夫の不倫に苦しんでいたハルカは聖水と引き換えにムガ・ムチュウの要求にカラダで応えてた。彼の愛撫でカラダはトロトロ…。しかし、ムガ・ムチュウの正体は!?
-
完結
からっぽの愛
話55 pt
私はクラブ恵里華で働いています。そこに、私を贔屓にしてくださっている藤木様というお客様がいます。「愛してるよ。琴音ちゃん。君のために毎日通ってる」藤木様はそうおっしゃってくださいます。「本当にありがたく幸せに思ってます。」私はそう返します。「だったら同伴ラスト。今夜は帰さない。いいだろう?」藤木様は少しニヒルに微笑その夜はそう言いました。私は小さな声で「はい…」と答えました…。
-
完結
甘美で残酷なグリム童話~幸せになる才能~
話55 pt
「シンデレラ」、「白雪姫」、「赤ずきん」に「いばら姫」…子供の頃、誰もが一度は読んだグリム童話の数々が現代社会に舞台を変えて甦る!愛憎、怨恨、嫉妬、禁断、幻想…お伽噺に隠された女の心理は、美しく甘く恐ろしい。
-
完結
消えたプリンセス
話55 pt
僕は、美形が売り物のポップス歌手だ。今日もいつものように、大ヒットメーカーの作曲家を抱いていた。これは、いわゆる営業というやつだ。この人に売れる曲を書いてもらうためもう何度もこの人を抱いている。そんな情事の最中、僕の部屋に一人の女が入ってきた。「さっき日本へ着いたばかりなのよ。シスター君。」女はそう誇らしげに言った。シスター君というのは僕のガキの頃のあだ名だ。一体この女は誰だ…。僕は何か思い出そうと、必死に脳をフル回転させた。すっぱだかのままでね。
-
完結
菊花の約(ちぎり)
話55 pt
播磨の国(いまの兵庫県)加古の庄屋の娘、お容(オヨウ)は散歩の途中春の陽に誘われるかのように昼寝をしている旅人に出会う。その旅人は驚くほど男前であり、お容は食い入るようにその寝顔に見入った。しかし、どうも様子がおかしい。その男はまるでうなされているかのような素振りを見せる。驚いたお容は旅人のおでこに手をあてた。すると驚くほど熱が出ている。お容は慌てて人を呼び家につれて帰った。
-
完結
キスの刻印
話66 pt
教えてほしいの。心とカラダに刻まれる本物の愛を――。有名映画監督とハリウッド女優の娘でありながら華やかな世界が苦手なモリーは、女優のゴーストライターという職を得て、静かに暮らしてきた。でも、そろそろ自分の名前でデビューしたい! しかし、そう思って書いた原稿は、ラブシーンにリアルさが足りないとボツになってしまう。そこで彼女は、ハンサムでセクシーなリムジン・サービス会社のアレックに密着し、男女の愛について大胆な取材を試みるが?
-
完結
禁断のグリム童話~美女と野獣 いけにえの妻~
話44 pt
野獣に「売られた」美しい娘…毎夜野獣に抱かれているうちにいつしか!?
-
完結
禁断のグリム童話~フィッチャの花嫁~
話44 pt
義母達にこき使われる日々のマリーナに王子様との運命的な出会いが!幸せを掴んだかに見えたマリーナだったが…
-
完結
金曜日のアウラ
話55 pt
彼が故郷へ帰る途中、崖下に落っこちた。黒コゲの車と遺体。私を残して彼は死んでしまった。彼は脚本家をしていた。私はその助手だった。そして、よくあるように私たちは付き合うようになった。ごく平凡なパターンだけど私はすごく幸せだった。「今度の芝居にどうしても使いたい植物が田舎の家にある。一度とりに帰る。」彼のお父様は、有名な薬草コレクターで、世界中からめずらしい薬草を持ち帰り自宅の温室で育てていた。そうして彼は故郷へ向かいそのまま死んでしまった。
-
完結
ギガの晩鐘
話55 pt
私の恋人慎二(シンジ)は強欲な資産家で町の支配者でもある父を持っていた。私は幼少の頃から慎二と仲が良かったが家柄が違うというだけで「二度と慎二に近づくな」そう慎二の父に怒鳴られた。しかし、私と慎二は東京の大学へ進学しこっそりと付き合っていた。ある日、私は事情により実家に帰省していた。その日、朝目を覚ますと、どうも外が騒がしかった。私は何事かと思い外へ出ると、慎二の父親が行方不明になったと従業員が騒いでいたのだった…。
-
完結
ギタイの契り
話55 pt
夫の秋弘と知り合ったのはキャンパスだった。夫はモテるわりには女にキスひとつしない男だった。だからといって同性愛者ということでもなかった。それでもつきあっていくうちに、夫がセックスに異常な恐怖心を持っていることがわかった。その原因は夫が帰りたがらないN県の自分の家にあることもわかった。私は夫に抱かれたかった。毎日一人で眠るベッドで感じる孤独感も限界に達しつつあった。そんなある日、私は寝ている夫の寝室へいきそっとズボンを下ろした…。まさか、夫があんな風になるとも思わずに…。
-
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~
話55 pt
「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」親に見捨てられ、愛情を知らずに育った私たち…恨んでも恨み尽きないこの気持ちはどうすればいいの――!?貧困から抜け出すため、家族から離れた少女を待っていたのは「ゴミ拾い」という過酷な労働と劣悪な環境だった!家畜同然の生活に突き落とされた子供たちのドロ沼で生きる姿を描いた「ゴミクズ拾いの少女」、妊娠出産したものの我が子を手放した母親が再び娘を取り戻そうとするが、思わぬ悲劇に直面する「赤ちゃんポストから響く声」、育児放棄でダンボールの中に捨てられ、更に難病を抱えた少女に苦難が襲いかかる「ダンボールの中の子供」、ダークでシリアスな現実を生きる子供たちの衝撃ヒューマンドラマ!!
-
完結
虐待される子供たち~毒親に翻弄された悲惨な話~
話55 pt
「お願いパパ、もう殴らないで…」あなたの知らない所で今も悲鳴を上げ続ける子供たち―――人身売買の実態を赤裸々に描いた問題作「売買児童たちの悲劇」、完璧さを求めるあまり過剰なDVを振るう父親の狂気を描いた「鬼父の折檻教育」、母親に「娘」と育てられた少年の歪んだ人生の物語「毒母の歪んだ欲望」など現代の闇とタブーに切り込んだ衝撃の3作品!
-
虐待される子供たち~パパ、ママもっと愛して…
話55 pt
「お前なんか産むんじゃなかった――!!」虐待される子供たちの壮絶人生を描いたオムニバス! ――再婚した夫とその連れ子との関係に悩む母…崩壊寸前の家族の形を描いた「お願い…愛を見て」、元夫に年々似てくる息子に暴力を振るってしまう母の苦悩を描いた「僕はパパじゃない」、一袋のパンを手にアパートで独り帰らぬ母を待つ子供の姿を描いた「扉の向こうの地獄」――あなたの隣でも起こり得る日常…戦慄の波乱万丈ドラマ3作品!
-
完結
虐待される子供たち~連鎖する不幸の行方
話55 pt
「お母さん…お腹空いたよぉ…」隣家から聞こえる子供の泣き声 あなたにも届いてませんか?―――段ボールに閉じ込められ実の母親に殺されかける娘を描いた「箱の中」、世界中の貧困村で起こっている悲劇、誘拐された先での性虐待を描いた「子供たちは闇に消える」、父親からの暴力によって不幸になってしまう義姉妹を描いた「虐待ヒエラルキー」―――虐待から生まれる不幸の連鎖を描いた衝撃の問題作3選!!
-
完結
ギャルママはモンスター~自己中ドン引き育児~
話33 pt
幼い娘に付け爪!? 息子を将来暴走族の族長に!? 嫁は元ギャルで超非常識なモンスターママだった! 姑は唖然とするけど止められず… 【非常識モンスター~奥様は地雷ママ~(原題:コギャルママ大暴走)著:井出智香恵】 新しく買ったマンションには入会強制の育児サークルが! フリマにはブランド物を出さないといけないし、高価なランチ会も。なにより、猿山のボス猿のような金持ちママがいて…!? 【マンションZOO~恐怖の子育てサークル~(原題:マンションZOO)著:月屋京子】 嫁として我が家に入ってきたヤンママ義妹は、今話題のインフルエンサー!…というのは名ばかりで、本当は姑のレシピを丸パクリしてるだけ。しかも私の悪口を裏ブログに書きまくり…もう我慢できない! 【カリスマインフルエンサー~ネタは身内に限ります~(原題:若いってだけで)著:安武わたる】 周りの目? そんなの気にするとか、マジヤバいんだけど。 非常識ギャルママモンスター・オムニバス3選! ※本作は雑誌「家庭サスペンス」「嫁と姑DX」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
-
完結
九献のロマンス
話55 pt
父が死んだ。遺言には父の片腕だった佐川雅人と結婚するよう書かれていた。古式豊かに三・三・九度の杯で絆をかため、結婚をスタートさせるのが夢だと佐川に伝えると「君の会社は業界きってのコンピューターメーカーだ。結婚式はコンピューター映像を駆使したドハデなものにする。いいCMになる」そう返されてしまった。「経営のことはまかせてくれ。君は僕だけの可愛い妻でいるのがお似合いさ」佐川の言葉を思わず鼻で笑ってしまった…。
-
完結
くの一 初芽局
話44 pt
豊臣秀吉、前田利家が亡くなり徳川家康の天下は手の届くところに。だが家康に天下を取らせまいと石田三成が立ち塞がる。「三成さえいなくなれば自然と天下は我がものに…」と家康はくの一である初芽を三成のもとへ送り込むが、初芽はいつしか三成に魅かれ始め…
-
完結
クリスタル・ゲーム
話55 pt
私は一流商社に勤める建雄と結婚して今日から、彼のお母様と一緒に暮らすことになったの。素敵な結婚生活にしてみせるわ。私はそう意気込んでいた。例えば、朝食は私と建雄さんの好きなトーストとお義母様が好きな和食の両方をつくったり。そういう配慮を心がけていたの。ある朝、私が朝食を作ろうと思いキッチンへむかうとリビングのソファでお義母様がいびきをかいて寝ていたの…。それもお菓子をぼろぼろ落としたまま…。私は思わず「起きてくださいお義母様!」って怒鳴っちゃったの…。
-
完結
結婚の珠玉
話55 pt
私の婚約者竜野雅夫(タツノマサオ)は大見製薬の副社長。その日、私は大見製薬の創立者の子孫の最後の一人である大見昭臣(オオミアキオミ)に会いにきていた。昭臣は、非常に美しく毛並みの良さがあふれている男だった。「頭がきれる策謀家タイプ。いく時の表情に興味がある。」会って早々私は昭臣にそう言われた。最初は頭にきたが、昭臣の視線に気がついた瞬間そんなことはどうでもよくなってしまった。なぜかというと、私は、昭臣にすぐ視姦されてしまったのだ。
-
完結
結婚の珠玉 ~煙が目にしみる~
話55 pt
僕は、自分を分別のある大人だと思っていた。だが、たった一目で「カトレア」に恋に落ちてしまった。カトレアというのは、僕がよくいくクラブに新しく入ったホステスだ。「気に入った男と値段さえおりあえば、最高に感じさせてあげるのよ」カトレアはそう言った。もちろん僕はそれを快諾した。情事を終えた後、目を覚ますとカトレアはいなくなっていた。「ステキな夜をありがとう。グッドラック」そう置手紙を残して…。
-
完結
結婚の理由
話66 pt
デボンは、ファッションショーに来ていたハンサムな客を訳あって殴ってしまい、解雇を言い渡された。やっと掴んだモデルの仕事だったのに…。ひどく落ち込む彼女のもとに大富豪の曾祖父が呼んでいると知らせが入る。身勝手な母が義父を裏切って縁を切られたとばかり思っていたのに、突然なぜ? 不審がるデボンを曾祖父の家で待っていたのはショーで殴ってしまったあの男性だった。そして、とんでもないことを告げられる。彼、ライアンと結婚しろですって――!?
-
完結
恋人たちの再会
話66 pt
だめだ、まだ死ねない。マルコの乗ったヘリが熱帯雨林に墜落し、彼は瀕死の重傷を負った。死と隣あわせになって心を占めたのはただひとり。忘れようとしても忘れられなかった女性、ソフィーのことだけだった――。数か月後。マルコが帰省したと聞いたソフィーは、速まる鼓動を抑えきれずにいた。6年前、夢を追うためにソフィーを捨てた人。残酷な仕打ちにまだ心はひき裂かれたままだ。どんな理由で戻ってきたにせよ、もう私は2度と彼にかかわらないわ。
-
完結
香華の女 ~パッション~
話55 pt
3年前。私は軽井沢でレイプされた。男は獲物を楽しむかのように、私を犯し立ち去った。月明かりの中で私を犯した男の顔を一時たりとも忘れることはなかった。あれから、3年私はあの男に復讐することだけを考えて生きてきた。そしてついに男と接触するチャンスに恵まれた。ただそれは、お見合いという場だった…。
-
完結
香華の女 ~フェアリー~
話55 pt
野百合。僕の愛しい人は名前以外なにも教えてくれない。今夜が最後の夜だっていうのに彼女はやっぱり僕に何も教えてはくれなかった。彼女とは出会いから神秘的だった。ぼくがときおり飲みに行くスナックへ、場ちがいな白い服を着て彼女は現れた。衆目の中、座った彼女にぼくはすかさず声をかけた。「妖精のように美しい方だ」すると「だって本物の妖精だもの」そう返事が返った。これがぼくたちの出会いになった。
-
完結
好声鳥(こうせいちょう)の墓
話55 pt
私の父は有名な宝石デザイナーだった。中でも好声鳥をデザインしたものはピカ一だったという。そんな父の噂をきいて香港の周(シュウ)という財閥が好声鳥のブレスレッドを創ってほしいと90億はするであろう巨大なダイヤの原石を父に預けた。しかし、魔が差したのであろう。父はその原石を盗み愛人といずこかへ消えてしまったのだ…。それから、私と母の地獄ははじまった…。
-
完結
氷の蜜月
話55 pt
私は学費稼ぎに本屋でアルバイトをしていた。そこに毎日のように来ていた若い大学講師、和島哲巳にプロポーズされた。彼は有能で容姿も整っており、花嫁候補は引く手数多と聞いていた。そんな彼が私のような平凡な女を選ぶなんて最初はとても信じられなかった。私は彼と体を重ねるうちにわかったことがあった。それは、セックスの前は子供のように甘え、ことが済むとセックスの前に話したことは全て忘れてしまっているのだ…。
-
完結
心地よく秘密めいた部屋
話55 pt
浅月明音(あかつきあかね)は結婚を誓い合った戸倉肇(とぐらはじめ)とともに健康診断を受けた時、衝撃の事実を知る!「自分には子宮がない」明音は物心付いた時からある夢を見ていた。何人もの男たちに犯され、最後に自分の子宮を奪われる夢だった。明音は真相を知るためにとある地へむかう。その地の記憶がなかった明音だったが、見覚えのあるものに次々と出会う。少しづつなにかを思い出していく明音。そこにある大きな屋敷の中で、明音は速見章見(はやみあきみ)と名乗る男性に出会う。彼もまた、明音の夢と似た夢を見ていた・・・
-
完結
心のカケラを編んで
話55 pt
宇根原(ウネハラ)そめ(60)は数百億の資産を自分のふたつの趣味に使う。趣味 その1「自分が少女の頃から憧れていた物語の主人公に変身して1日を過ごす」趣味 その2「子供を不幸にした未解決の事件を解決してその当事者の子供を幸せにすること」この、「趣味その2」の足として雇われているのが京介(33)とかほる(22)の二人だ。京介の過去は何もわからず、かほるは元ツッパリ、職無し。 笑いあり涙ありそしてなにより愛がある。異色の3人が事件を解決してゆく痛快物語。なんだか心が温かくなる作品です。
-
完結
心の楽園
話55 pt
俺は精神科医をしている。「妹を助けてやって欲しい」俺は友達の久瀬(クセ)からそう相談された。久瀬の妹のかおるさんは評判の美人だ。「普段は貞淑な娘だ。だが、5年前のあの事件以来、毎年7月になると別人のように男漁りをはじめる」久瀬はそう話した。5年前のあの事件…。それは俺も覚えていた。それはN市の別荘に久瀬一家は遊びに行き、かおるさんはレイプされ両親はこつ然と姿を消したのだ…。
-
完結
木花開弥姫
話55 pt
大山津見神(おおやまつみのかみ)の娘「木花開弥姫(このはなさくやひめ)」は美しい女性だった。彼女には愛する姉がいて、姉を傷つけた男「ニニギの命(みこと)」にせまる。出会ってすぐに恋に落ちた命は、妻になるように申し込んだ姫は命にある条件を出す、それは愛する姉「イハナガ姫」をともに連れて行くことだった。気にすることなく受け入れた命だったが・・・
-
完結
婚約者はプリンセス
話66 pt
スカイダイビング中に事故を起こしかけたオリビアは、参加者の男性に助けられる。ザック・メリット。大財閥の御曹子であり、悪名高きプレイボーイだ。彼の青緑の瞳に魅せられて、オリビアは思わずキスしてしまう。私ったら、命の恩人に何をしているの!? 我に返ったときには遅く、パパラッチに写真を撮られたあとだった…。一方、ザックは突然の婚約報道に驚いていた。僕がいつ、次期大統領の娘と婚約したというんだ!? 彼女の命を救っただけだというのに――!
-
完結
五億の愛と悲しみと
話55 pt
華道の名門亜立野(あだちの)家の次男、瑞樹(ミズキ)と私はロンドンで愛し合っていた。亜立野家の男にとって恋愛と結婚は別。それでも私は瑞樹を愛し信じていた。でも、瑞樹は帰国する前夜に煙のように消えやがて死体で見つかった。やりきれない思いでいっぱいだった。そして私は、帰国しすぐに亜立野に弟子入りした。瑞樹を殺した犯人は後継者がらみのトラブルで瑞樹を殺したと考えたから…。 井出智香恵快心の一作。本格ミステリー・ロマン。
-
完結
ゴールドの城
話55 pt
夫の妹のゆかりさんと同居するのうに義母に言われた。ゆかりさんは、奔放な人でグレて身内を困らせたあげく渡米しアメリカ人と結婚した。渡米先で結婚したものの上手くいかず、この度日本へ帰ってきたのだ。「アメリカでの生活は人生のムダ遣い」ゆかりさんは帰ってすぐそう言い放なった。そして、義母はたいしてゆかりさんと話そうともせずそそくさと自宅へ戻ってしまった。また夫も異常なほどに沈み口を開かなかった。
-
完結
殺人という名の愛着
話55 pt
姉は、会社の部長と不倫関係にあった。ある日、姉が部長を屋上から突き落としたと警察から連絡を受けた。慌てて現場に駆けつけると姉は、連行されるところだった。「どうして?部長とは別れるって約束してくれたじゃない」私が思わず怒鳴ると「そのつもりだったけど。彼を私一人のものにするために、突き落としてあげたの」そう返ってきた。しかし、私は信じられなかった。姉は冷静で頭がいい。そんなやり方は似合わない。私は、この事件に疑問を抱いた。
-
完結
三夕の悪魔
話55 pt
夜長の秋になると、かならずあの夢に悩まされる。森からつづく草原に立ってじっと地面を見つめる俊(シュン)さん。彼の身に危険が迫っていることを私はわかっている。しかし声を出すことが出来ない私は、俊さんに危険を伝えることが出来ない。しばらくすると黒い物体が、俊さんの首にめがけて飛んでくる。黒い物体が何かはわからない。そして黒い物体は俊さんの首を勢いよく切る。俊さんの首からはこれでもかとばかりに血が吹きでる。もう何度この夢を見たかわからない。
-
完結
潮騒
話55 pt
「濡れ場女優」の異名を持ち、数々の名作に出演する女優美村恵子(みむらけいこ)。彼女のヘアメイクをする西沢蓉子(にしざわようこ)は彼女から「自分の代わりに子供を産んでほしい」と持ちかけられる。蓉子にはある過去があった。雪山でレイプされ、その時に出来た子を産み、今も相手の男が忘れられない・・・そのことを恵子は知っていた!蓉子は恵子の要求に従うしかなかった・・・蓉子は恵子の夫と体を寄せ合う。夫は妻、恵子が出演した映画「潮騒」のシーンを思い浮かべ、蓉子は忘れられない男のとのことを思い浮かべた・・・
-
完結
四恩のバラ
話55 pt
私は闇のヴィーナスの一員だ。闇のヴィーナスとは施設組織の名前でその仕事はあらゆる手管を使って客の望むものを手に入れる、いわば産業スパイだ。そして今回の私の仕事は、ドクター羽佐間(ハザマ)から新薬のサンプルを盗むことだ。羽佐間はS製薬に勤務し次々とヒット新薬を開発している天才薬学博士だ。私は気合を入れて仕事に向かった。
-
完結
織(しき)のカクテル
話55 pt
その日は姉の婚約披露パーティーだった。晶也(マサヤ)さんと姉は結婚する。私と姉は父が一緒なだけで母親は別だった。母は父と不倫関係にあった。つまり私は妾の子なのだ。姉が、晶也さんを家に連れてきた時、「あなたの母親と同じように晶也を盗らないでね」そう言われた。それでも私は晶也さんが好きだった。この想いは通じることなく終止符が打たれてしまった…。
-
完結
沈んでいたくない
話55 pt
霧子(キリコ)は性相談を専門とする精神科医。霧子は幼少期に性的悪戯を受けトラウマに苦しめられているのだ。夜になると悪夢が頭をよぎり心が沈んでしまう。その度に霧子はその反動を求めるように淫乱な娼婦に変身しては、夜の町で好みの男を探すのだった。 そんなある日、いつものように男を物色していると霧子に声をかけてくる男がいた。霧子はその男にどこか懐かしさを感じた…。
-
完結
死体だらけの街
話55 pt
亀田悦代(カメダエツヨ)は3年前に夫を亡くし、女手ひとつで5歳になる娘を育てていた。そんなどこからみても平凡な市民の悦代がプロの殺し屋に殺されてしまった。調べにきた刑事たちも首を傾げるばかりだった。悦代の娘はちょうど外で遊んでいて、助かったとみられている。悦代と一緒にいたら間違いなく殺されていた…。悦代の殺害を筆頭にこの平和な街で次々と殺人事件が起こる…。 井出智香恵の本格ミステリー。読み応えは十分すぎるほどです。
-
完結
シチリア式結婚
話66 pt
シチリア名家の娘ニーナは、幼い頃1度だけ出会い恋をしたラファエルと再会する。けれど、いつか迎えに行くと約束したはずの彼はニーナのことなど覚えていなかった。それどころか彼女の従姉と親密な様子だ。ニーナが叶わぬ恋に身をひこうとしたとき、祖父から借金のかたに資産家のラファエルと結婚をしろと命じられる。身売り同然の結婚でも、いつかは愛してもらえるかもしれない。だが、結婚後も従姉と親しげに連絡を取る彼に、ニーナの心は切り裂かれ――。
-
完結
死ねない拷問
話55 pt
両親の離婚で、捨てられたように日本に帰国したアイコ。傷ついた心を隠そうと、クラスメイトから距離を置こうとするが「気取った帰国子女」と反感を買ってしまう。そして、クラスの不細工男子と付き合うことを強要され、断ったアイコを待っていたのは、逃げ場のない拷問の連鎖だった…。
特集から探す
特集から探す
-
極上ハニラブ
快感エロきゅん★シゲキ的ティーンズラブ♪
-
快感★ビッグウェーブ
ドS男子に攻められたい!このカイカンから逃れられない....!?
-
Sugar Lovers特集
心もカラダもトロけるような…砂糖のように甘い恋はいかが?「恋愛宣言」おすすめ作品をご紹介★
人気ジャンルから探す
人気ジャンルから探す